以心伝心
いしんでんしん
(思いが言葉などにしなくても直接伝わること)
・・・(概要)
・・・(「以心伝心」とは、自分の気持ちや考えが言葉などの媒介手段を用いずに直接相手に伝わり…)
・・・。(また、相手の気持ちや考えも同様に直接分かることである。)
・・・。(元々は「禅」において「言葉で表せない真理を師から弟子の心に伝える事」を指す言葉である。)
・・・(テレパシー的なものとして表現されることが多く…)
・・・。(夫婦やカップルでは、「愛」の力によって成される場合もある。)
・・・。(ただし、「こいつ直接脳内に…!」のような一方的なものもあるにはある。)
補足
『景徳伝灯録』の「仏滅する後、釈迦迦葉に対し、心を以て心に伝う」からきている。
釈迦がインドの霊鷲山(りょうじゅせん)で大勢の人の前で説法をしていた。そこへ梵天が金波羅花(どんな花かは不明)を持ってきた。それを釈迦が受け取り何も言わず花をひねる。みんなよくわからなかったが摩訶迦葉だけが意味を悟り微笑んだ。
以心…心を以って
伝心…心が伝わる
言葉や文章を使わずに心から心へ伝えるということ