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ACUの編集履歴2014/02/14 22:43:23 版
編集者:H6354
編集内容:小へんしゅう

ACU

あーみーこんばっとゆにふぉーむ

実は正式名称は「UCP」であり実際ACUは迷彩服の形態の事であるため間違いなのだが、何故か専門誌や大手量販店などでもこの名称をなされる事が多い。解せぬ。

UCPの詳細

アメリカ陸軍(と米国州兵)が採用した迷彩パターン。

Universal Camouflage Patternの略称。

デジタル調とも評されるような大小さまざまな四角が折り重なったパターン。風景に溶け込む事よりもぱっと見の印象に残らないような配色をされている。

濃淡二色の灰色とページュとも白とも形容し得る色が特徴で、その色彩から「都市迷彩」とも呼ばれる。

しかし、実際は都市専用ではなくあらゆる場面においてそれなりの効果を発揮する汎用性の高い迷彩として開発されている。

服の方のACU

BDUやDCUといった迷彩服の後継として開発された。

Army Combat Uniformの略称。

ポケットフラップなどのボタン止めを廃止して面ファスナーに切り替え、ボディアーマーの着用の際に邪魔になっていた襟は立襟に変更、ポケットの配置も合わせて変更されている。

陸軍戦闘服となってはいるが、陸軍の採用に合わせて様々な会社の迷彩服も同様の構造に変更され、多くの迷彩柄が存在する迷彩服となっている。

そのため、MARPATのACU迷彩Ⅱ型のACUタイガーストライプのACUといったものも存在している。

運用

今でも現役米陸軍兵士や米国州兵、SWAT等が着用しているのを見かけるが、今はアフガニスタンに派兵されている陸軍兵士はOCP(マルチカム)と呼ばれるものに置き換えられつつある。

インターセプターボディアーマーやPALSウェビングの付いたベスト等は当初想定されていなかった量の装備を付けると前開き部分が開いてくるという欠点もあるため、それらの新型への更新もかねていると思われる。

しかし、ハイテクっぽそうな模様が人気なのか、はたまた、ゲームや映画での露出が多いからか、それとも、大規模サバゲーフィールドのほとんどが千葉の都市部にあるため都市に馴染めそうなこの色を選んでか、サバイバルゲーマーからは一定の人気がある。

また、使われていた数は多いために実物放出品も多く、新品を購入する場合でもマルチカムやAOR1(DIG2)等と違って他社から生地を購入して(マルチカムは米国クレイ・プレジション社でのみ製造、LBT社製のAOR1も同様で生地の流通量は多くはない)の縫製とならないために装備が比較的安価であり、レプリカだけでなく実物も容易に集められる事も人気の一つか。

と、上述の様に米軍こそ別の迷彩を採用し始めたもののサバゲーマーには人気がある。なのにどうしてかACUという呼び方が完全に定着し、UCPという本名はなにそれ食えんの?状態である。

ちなみにACUというとOCP(マルチカム)も加わるが基本的に陸軍のみのものであり、海兵隊のMARPATを使用するものはMCCUU、空軍はABU、海軍はNWUとなるので注意。

(海兵隊が陸軍との合同演習の際に着用することがあるので他の軍も同様に着用する可能性もある)

アメリカの四軍は別の迷彩、別の迷彩服を採用している(地域別を含めれば10種類以上)ため、迷彩服用の予算だけでも膨大なものとなり、ついに下院は2018年10月までに全軍で迷彩服を統一する処置を承認、上院軍事委員会も規定を承認した。

海軍は現行の迷彩は効果的ではなく海に落ちた際に見つけるのが難しいとして賛成、海兵隊は反対している。

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