概要
TVアニメ『キルラキル』の登場人物である蟇郡苛と満艦飾マコの主にカップリングのイラストに使用されるタグ。
満艦飾マコといえば、本作の（流子に対する）ヒロインにして奇抜を絵に描いた様な言動が特徴であり、流子が来るまで学園で友達がいなかったという破天荒なキャラである。
一方、蟇郡苛といえば、本能字学園生徒会長・鬼龍院皐月が率いる生徒会四天王の一人で風紀員委員長で、その生真面目さと厳格さで学園の風紀を守っている。
そんな性格もあってかマコの奇抜な言動にも真面目に対処し、流子とマコの家族を除きマコと積極的にコミュニケーションを取ることが多い。
ちなみに、マコの言動に困惑することも多いが、ある意味肝の据わっている性格自体は認めて感心することもある。
真っ直ぐで天然なところがあるせいか、どこか通じるものがある二人である。
尚、お互いのことは「蟇郡先輩」、「満艦飾」と呼んでいる。
劇中での動向
第4話
流子がパジャマ姿で登校した時、風紀委員である蟇郡が「学園や皐月に対し無礼だ」と言い放つ。
しかし、マコが熱くパジャマの正当性を説き、最後には裸で寝る蟇郡もマコの熱弁に押され、マコの名前を心に留めたようである。
「満艦飾か…覚えておこう」
第8話
バイクが燃料切れを起こしたために途方に暮れていた流子とマコを、ちょうど車で通りかかった蟇郡が乗せてやっている。
この時、超不吉な歌詞で彩られた曲を熱唱するマコを止めるよう、蟇郡は流子に注文するが、流子は「私が止めて止まるマコだと思うのか？」と返す。
蟇郡「満艦飾に赤信号はなかったな…」
マコ「そうだよ！私の人生信号はいっつも黄色だよ！」
蟇郡「一生“注意”か…それも真理だ…」
また、蟇郡が実は20歳で三つ星極制服・縛の装が攻撃を受けるほど強くなるという性能を持ち、尚且つ攻撃を受ける際にドMのような発言をしていたことから、マコから「老け顔の変態」とまで言われている。
第10話
流子に敗退し、無星の観客席にやってきた蟇郡。
そんな相手に恐れをなさずに「今からは先輩と私の応援対決だね！！」と意気込むマコと、「面白い！」と生真面目に受けて立つ蟇郡。
二人で応援合戦を演じたり、蟇郡の犬牟田の極制服の解説に対してマコが変な所にツッコミを入れ、それに蟇郡が「そこに突っ込むとは流石は満艦飾……」と呆れていた。
第11話
対蛇崩の流子を懸命に応援し続けるマコは、とうとう蟇郡の肩の上に登るという行動にまで出た。
勿論怒られた。
「満艦飾ぅ！！ 重いぃ！！！」
その後、敗退し無星席へやってきた蛇崩から「劣等生」と罵られるも、「劣等生だけどちゃんと名前があります！！」と堂々と自己紹介をするマコの姿に、蟇郡は「その意気や良し！」と好評を述べていた。
第12話
闇医者の父親が仕事で人の血を盗んで高く売るため、失血死ならいっぱい見た事があると言うマコに対し
蟇郡「ちょっと待て、それはどういう」
マコ「人は失血死すると死んでしまうのです！」
蟇郡「当たり前だ」
マコ「当たり前ではありません。流子ちゃんが死んでいいはずがない」
などと、どこかずれたやり取りが見られた。
第13話
熱血な新聞部員・凪田信二郎に強制的に反学園活動をさせられてしまうマコだが、あっさりと蟇郡に捕まってしまい強制労働をさせられることになる。
そして、その流れのままマコまで襲学旅行へ行くことになってしまう。
第15話
流子と皐月が対峙する中マコが至近距離で流子を鼓舞するが、それに気づいた蟇郡が「あの馬鹿！」とマコの身を案じるともとれるような台詞を言っていた。
マコが流子に鋏を投げ渡そうとすると「よせ、満艦飾。その鋏から手を離せ。でないと容赦しない。たとえお前だろうとな」と言い、蟇郡とマコが睨み合う状況になる。
しかし、マコが最終的に蟇郡の膝の上にまで登って睨んでいたことから、色んな意味でマコの方が優勢に見える関係である。
第17話
直接的な絡みは無かったが、蟇郡が無星のスラムで大文化体育祭の出席の命令を下し、そのための礼服を提供する際に満艦飾一家と対面した。
マコ同様の瞬間移動には驚いていたが、薔薇蔵を始め飼い犬のガッツまでが名前を名乗るという礼儀正しさには感心。
本来ならばマコが流子やヌーディスト・ビーチと共に行動している事で学園から追い出されかねない一家だが、大文化体育祭に出席する事で特別に恩赦にすると伝えている。
マコと流子の安否を気遣う薔薇蔵たちの気迫には流石の蟇郡も怯んでいたが、式典で出される食事を食べ尽くす方向性への気迫にシフトしていく姿には呆れていた。
第18話
蟇郡が観客席に飛んできた際、家族との再会を喜ぶマコを見つけ、彼女に非戦闘員の避難の先導を命じている。
知った仲とは言え、部下ではなく無星であまつさえ（一応）敵対している彼女に頼むあたり、信頼しているのではないかと思われる。
ちなみに蟇郡が観客席に飛んできた際に大勢のモブを巻き込んでいるのだが、気にかけたのは満艦飾一家のみである（本人は無関係な人間を巻き込むのは忍びないとは言っている）。
第19話
羅暁によって覚醒された人型・COVERSにマコが拿捕されると「糸を切れ！逃げろ、満艦飾───！！」と叫び、武装した蟇郡が彼女に手を伸ばしながら跳躍するが無念にも捕食された際には苦渋に満ちた様相で彼女の名を発していた。
その後、ヌーディスト・ビーチ秘密基地にて再会した又郎が姉のマコを捜索していた事実を知ると、満艦飾家の前で「お前の姉さんは必ず救い出す！この蟇郡苛が全身全霊を傾けてな！」と声高々に表明。
そして、数多の人型・COVERSと再戦した折、その内の一体にガッツが反応を示した事を契機に伊織が開発した『急急救命吸引具』を率先して用い「天代服討」の下、無事マコを救出。
また、全裸で放り出されたマコを見ぬように安否を問う際は落ち着きなく視線を彷徨させながら頬を染め、彼に救助された事に驚愕するマコに、助けたのは飽くまでも「又郎との約束を果たしただけだ」と宣い、急場凌ぎでヌーディスト・ビーチ専用の装甲(胸部も臀部もほぼ丸見えという露出具合ではあるが)を差し出していた(ちなみに前後をよく観察すると確認出来るが、差し出したのは蟇郡の上半身の装甲である)。
又、この時乃音に「イチャイチャしてないで〜」と揶揄されると赤面して反駁し、話題を逸らそうとしたのかマコに避難を促そうと振り返った蟇郡は、装甲の着方が分からず苦戦するマコの半裸(良心的に見ても下半身)を目撃してしまい、何とも名状し難い表情をしていた。
蟇郡からマコに対する特別な感情を捉えた描写が顕著に散りばめられており、「公式が全力で苛マコを推しているのではないか！？」と苛マコ好きが確信し歓喜した回である。
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