ぼっちになるのではない。ぼっちでいるのだ！
概要
上星（かみほし）高校2年A組、変わり者の湯神裕二のブレないマイペース生活と、友達がほしい転校生・綿貫ちひろの困惑の日々を描く「お一人様コメディー」。
サンデーCM劇場にて映像化されている。
登場人物
- 湯神 裕二 （CV：内山昂輝）
「友達いらない」と言って憚らない偏屈男子。自分の理屈を押し通し、他人の気持ちはお構いなし、どこまでも我が道を突き進む鋼のメンタルの持ち主。綿密にスケジュールを組んで行動し、予定通りにいかないと機嫌が悪くなる。落語家・平楽のファン。安易に他者を信頼せず、傍若無人なくせにときどき世話を焼く。
野球部の左投手。部のエースにして最大の厄介者であるため非常に扱いにくく、よく上級生を怒らせている。
- 綿貫 ちひろ （CV：米澤円）
転勤続きの家庭で育ったごく善良な女子。転校初日に困っていたところを湯神くんに助けられる。教室で席が隣になった彼の理解不能な言動に戸惑いながらも、なんだかんだで関わり合いになることが多い。ストレス耐性が高いのか湯神くんとの会話はもつ方だが、そのせいで同類と思われクラスメートから敬遠されていた。ややヘタレな反面、お人好しで行動力もある。
- 門田 春樹
上星野球部の1年生。本来はライトの補欠だが、少年野球時代から馴染みの湯神くんとバッテリーを組まされてレギュラー入りした。主な仕事は湯神くんの教育係兼、ワガママの尻ぬぐい。彼の投手としての力量は認めており、制御するための発言力を欲している。公私ともに、湯神くんの奔放さのアオリをいちばん食っているかもしれない苦労人。
- 久住 若奈
上星野球部のマネージャー。1年の頃から部活でもクラスでも湯神くんにイラついている。門田が入部するまでは湯神くんをどやしまくって野球部の緩衝材になっていたらしい。湯神くんと一緒に罰当番をくらったちひろを見かねて声をかける。ちひろにとっては上星で最初のまともな友達。
- 藤沢 梨緒
湯神くんにラブレターを送ったD組の美少女。1年の時に湯神くんの気まぐれな人助けを受けた記憶を過剰に美化したあげく、彼をデートにまで誘い出したつわもの。律儀ないい子ではあるものの、真面目さが高じて妥協知らずの頑固者という一面も。湯神くんには手ひどいフられ方をしたが、ちひろと親しくなる。
