“ナイトライダー。陰謀と破壊と犯罪の渦巻く現代に蘇る正義の騎士……巨大な悪に立ち向かう現代の騎士、ナイトライダー。今日、彼を待ち受けるものは、果たして、誰か”
作品概要
スタッフ
原作スタッフ
製作総指揮 :グレン・A・ラーソン
音楽 : ステュー・フィリップス → ドン・ピーク
テーマ音楽 : グレン・A・ラーソン、ステュー・フィリップス
製作 : グレン・A・ラーソン・プロダクションズ、ユニバーサル・ピクチャーズ
放映 : 米国NBC
日本語版スタッフ
演出 : 壺井正
翻訳 : 平田勝茂
効果 : PAG
調整 : 高橋久義
テレビ朝日担当 : 猪谷敬二
ストーリー
ある産業スパイ一味を追跡していた敏腕刑事マイケル・ロングは、内通者に同僚を殺され、自らもまた凶弾に倒れた。だがマイケルは、ナイト財団の総帥ウィルトン・ナイトにより辛くも命を救われ、その身分も新たにマイケル・ナイトとなる。そして、病魔に冒され他界した養父ウィルトンの遺志を継ぎ、密かに財団が開発していたドリーム・カー「ナイト2000」と共に、世の中の不正や巨悪と戦うことになった。
登場人物
(括弧内は役者名:日本語版での声優)
- マイケル・ナイト(デビッド・ハッセルホフ:ささきいさお)
本作における主人公。元々刑事であったにもかかわらず、不法侵入やK.I.T.T.によるハッキングなどの不法行為を平然と行うことが多く、相棒であるK.I.T.T.から諌められる事もしばしば・・・と言うか、このやり取りが本作におけるお約束。
- K.I.T.T.(ウィリアム・ダニエルズ:野島昭生)
マイケルの事を良くも悪くも理解している相棒である車(トランザム)。基本的に丁寧な口調で話すが、時折辛辣なジョークをとばすことも。一度車体のそこに石が当たったことで、とんでもなく粗暴な口調になったことも。
- デボン・シャイアー・マイルズ(エドワード・マルヘアー:中村正)
財団の責任者でイギリス人。在りし日のウィルトンとは戦友であり、紳士的且つ温厚な性格。マイケルの行動を全面的にサポートする良き理解者。軍を始めとして非常に広い人脈を持ち、大統領とも面識がある。事務方に見えるが実は博士号を持つ科学者であり、ナイト2000のボディを覆う分子結合殻の構造式を知る3人の人物の1人。
デボンのフルネームはパイロット版のみ『デボン・シャイアー』、以後は『デボン・マイルズ』と設定が異なっている。
なお日本版では『デボン・シャイアー』で統一されているが、あるエピソード中でマイケルがデボンの行方を捜す際に『デボン・シャイアー・マイルズ』と尋ねる場面があり、パイロット版とシリーズ版両方を兼ね備えたフルネームとなっている。
- ボニー・バーストウ(パトリシア・マクファーソン:小山茉美)
ナイト2000製作チームのうちの1人で中心人物。K.I.T.T.に対しては母親のように接する一方、メカニック関連の知識に疎くK.I.T.T.に度々無茶をさせたりどこかしらを故障させるマイケルに対しては、冷たく当たる場面もある。シーズン2のみ財団を離れており、代わりにその間はエイプリルがそのポジションを務めている。
- エイプリル・カーティス(レベッカ・ホールデン:潘恵子)
ボニーが財団を離れていた間のK.I.T.T.担当メカニック。水上走行装置やウルトラマグネシウム、車高調節装置、特殊耐熱被膜、赤外線透視装置、サイレントモードなど様々な機能をK.I.T.T.に実装し、常にK.I.T.T.をサポートする。
- レジナルド・コルネリウス・3世・[通称:RC3](ピーター・パロス:水島裕)
ナイト財団のメカニックとしてシーズン4から登場する、陽気な青年。シカゴのスラム街で「ストリート・アベンジャー」と名乗って自警団的な活動をしていたが、ある偶然からマイケルと出会い、その後デボンにK.I.T.T.担当のメカニックとしてスカウトされ財団に参加する。
紹介文で通称『RC3』と呼ばれており、作中でも皆から『RC3』もしくは『RC』と呼ばれている。
日本での人気
軽妙なマイケルとK.I.T.T.のやり取りは日本でも多いに受け、またK.I.T.T.のデザインや設定のスマートさは特に人気が高く、トランザムをわざわざK.I.T.T.仕様にカスタムしているユーザーも多く居る。