26世紀のキッチュ財団トップの科学者Dr.キッチュは、
自ら発明したタイムマシンに乗って20世紀後半の日本へやって来た。
そこでDr.を目敏く見つけた20世紀の少年は、
26世紀の番組KACO“カコ”をDr.と共に聴きながら語り合い友情を深めた。
松尾貴史さんの美しい声でDr.キッチュは表現されている。
“20世紀の少年”は、Dr.の一人語りなので、実際には喋らない。
聴いている側が20世紀の少年なのだ。
番組中の効果音も26世紀のニュースも、Dr.キッチュと20世紀の少年との会話も、
すべてが素晴らしく完璧な番組である。