概要
「百日草」とは、キク科の一年草である。
メキシコ原産の花で、古くから花壇や仏花などの観賞用に育てられている。
夏から秋にかけて、高さは約90cmほどになり、3~15cmの一重または八重咲きの頭状花をつける。開花期間も長いため「浦島草」という別名もある。
花色・花の形なども豊富で、さじ弁で重ねの厚い八重咲きになる「ダリア咲き」、管弁の「カクタス咲き」、半球形になる「ポンポン咲き」、一重咲きで管状花の先が弁化する「アネモネ咲き」などの品種がある。また、観賞植物としては珍しい淡緑色の花をつける「エンヴィ」という品種もある。