概要
従来型から砲塔やサスペンションに改良が加えられているものの、被弾時に火災が発生しやすいといった問題を抱えていた。
M60パットンが開発されるまでの1960~70年代において米軍の主力を務めたほか、イギリス、トルコ、スペインなど冷戦下の西側諸国にも提供されている。
そのためアメリカ国内での改良型M48A1や火炎放射器を搭載したM67 "Zippo"の他
イスラエルのマガフ3、台湾のCM11、韓国のM48A5Kなどなど派生が多い。
おもにベトナム戦争に投入された他、印パ戦争、第3次・第4次中東戦争でも使用されている。
戦闘相手
ベトナムではアメリカと南ベトナムが使用したが、戦車戦をするわけではなく、主に陣地防衛がメインだった。
印パ戦争ではパキスタン軍がM48を使用したが、インド軍は同じ西側陣営のイギリス製戦車センチュリオンを使用していた。
中東戦争でもイスラエルとヨルダンが使用し、イスラエル側ではエジプトのT-54/55などを破ったものの、ヨルダン側がイスラエル側のスーパーシャーマンに敗れており、イスラエルの練度と改造能力が判る。
登場作品
T型マズルブレーキを備えるなど外観が似ているためか、日本の作品で61式戦車の代役として登場することも多い。
ドイツ軍戦車役で登場。
陸上自衛隊第6師団の戦車として登場。作品の内容が内容だったため防衛庁の協力を得られず、米カリフォルニア州軍の協力を得て撮影した。
防衛隊の戦車として登場。こちらは61式戦車の模型が足りなかったらしい。
防衛隊の戦車として登場。
ビッグQを迎撃するために出動。
初代PS「コンバットチョロQ」のみ登場。作戦28「橋頭堡を死守せよ」で交戦する。
後半に登場する戦車ということで強力ではあるが、すぐ次のステージでM60パットンが登場してしまうこともあって扱いとしてはやや不遇。