概要
著:桃井涼太にて2013年5月3日からファミ通コミッククリア、コミックウォーカーにてWEB連載を開始した四コマ漫画。
商業単行本化もしており、KADOKAWAより順次発売中。
本作は艦これ正式サービス開始時期より連載が始まった一番最初のメディアミックス作品であり、艦これのメインキャラクター達である艦娘達の日常に主眼を置いた構成となっている。
また本作での「鎮守府」は「艦隊育成学校」の形式を取っており、新造艦の駆逐艦達(おそらく登場する駆逐艦全員)が進水するまでの1年間座学と実践学習の授業を受ける施設とするという学園モノ的なスタンスをとっている。
とはいえ、その学生スタンスも43話で初実戦を経て53話で進水式カッコカリを行い、現在は艦隊所属の駆逐艦扱いとなっているなど、よりゲーム版に近い状態になった。
一番初めのメディアミックスと言うことと、ゲーム本編では触れられない日常生活を題材にしていることから、艦娘達の人格やプライベートを知るための触媒としても人気が高く、ユーザー間では本書の設定が公式設定だと受け止められている部分も多い。
また同人集であるアンソロジーコミックを除いたメディアミックス作品唯一の四コマ漫画でもあるため、通称は「公式四コマ」と呼ばれる。
ただし独自設定もある程度あるため、完全に本書の内容がゲーム版の設定と合致しているわけではなく、一部ではキャラ付けのためにキャラ崩壊を起こしているキャラクターもいることには留意しておきたい。
ストーリー
駆逐艦や軽巡洋艦、重巡洋艦などを擬人化した「艦娘 (かんむす)」たちが、無敵の連合艦隊を目指して頑張ってます。
彼女たちのほのぼのどたばたスクールライフ、おったのしみに~!
メインキャラクター
吹雪 | 本作の主人公。中二病設定などに憧れるお年ごろ |
白雪 | 吹雪の親友。火器に対して強い思い入れがある |
初雪 | 吹雪の親友。超面倒くさがりで、引き篭もり志望 |
深雪 | 吹雪の親友。元気いっぱいのムードメーカー |
伊勢 | 吹雪達の指導教員。面倒見はいいが子供っぽく調子に乗りやすい |
日向 | 伊勢の妹。生真面目で伊勢の手綱を握っている |
その他、多数の艦娘たちが登場。
独自設定
- 駆逐艦娘達は本来正規の戦闘員ではなく、また提督(司令官)との面識が一切ない。
- キャラ付けのために百合要素など一部要素が強化されている他、提督(司令官)との面識が一切ない設定によるキャラクターの希薄化を避けるために一部キャラ崩壊をきたしている。
- 本来は敵勢力である深海棲艦と慣れ合うシーンなど、ほのぼのとした雰囲気が多い。
- 改、改二は原則として登場しない。登場したとしても資料としてのみである。