「パリの散歩道」(原題:Parisienne Walkways)とは、北アイルランドのギタリスト、ゲイリー・ムーアの楽曲である。
略称「パリ散」。
羽生結弦がソチオリンピックで世界歴代最高得点(101.45点)を叩き出し、ギネス登録されたショートプログラムの使用曲として広く再注目を集めた。
pixivではほぼ100%この羽生のプログラムを指すタグである。
決めポーズのランジ(通称「へ」「へーグル」「へランジ」)、拳を突き上げるフィニッシュポーズが特に有名。
衣装の色に因み、2012-13シーズンは「黒パリ」、2013-14シーズンは「青パリ」と呼ばれることもある。
羽生結弦の「パリの散歩道」
2012-13シーズンはGPシリーズのスケートアメリカ、NHK杯で立て続けにSP歴代最高得点を更新した。
2013-2014シーズンの12月、GPファイナルで99.84点を獲得。
ソチオリンピックでは史上初の100点越えとなる101.45点を獲得。
このように世界歴代最高得点を塗り替えてきたプログラムであり、織田信成曰く「散歩道というより高速道路」。
振付はジェフリー・バトルが手掛けている。
決めポーズの「へ」の正式な呼称は羽生本人にもわからないとのこと。
正確にはランジの一種。
因みに2012-13シーズンは同門生のハビエル・フェルナンデスもショートプログラムで同じポーズで滑っている。
なお某TV番組では、「へ」ではあんまりなので、この決めポーズを「ハニューフラッシュ」と呼ぼうと推奨していた。
他にも前方を両手で指をさす手の形から「ピストルポーズ」と称する人もいる(羽生が訪問した湊中学校の生徒さん達など)。
なおこのポーズは2013-14シーズンより取り入れている。