概要
音楽とは本来実態を持たない。楽譜として、データとしては存在するものの、私たちはその姿を見ることは出来ない。だがしかし、誰にでも好きな曲の一曲や二曲くらいあるだろう。中には好きで好きでたまらなくて、もはや愛していると言っても過言ではないような曲もあるかもしれない。
でも、その想いはどこへ向ければいい？
音楽に実体があれば、音楽に感情があれば。抱きしめることも、面と向かって想いを伝えることも出来るのに。
作曲者に「この曲が好きです」って言っても意味がない。
曲自身に、「あなたが好きです」って伝えたい。
―――それならいっそ自我を持たせてあげればインザネ？
真面目に概要
上記のような若干ヤンデレじみた考えがあったかどうかは判らないが、曲に姿と自我を与えて楽しむことを目的としたカルチャーである。
主に音楽ゲームのオリジナル楽曲、または音ゲーに収録されている一般アーティストの曲が擬人化される傾向が高い。
外見や性格の設定は自由。freedom。俺たちは自由だ。各絵師による違いを比べるのも曲擬人化の楽しみの一つといえるだろう。