ステンドグラス
薔薇窓や、聖書の場面を描いた窓などで、ヨーロッパの教会をイメージされる方が多いのでは。
室内装飾美術の一つ。色ガラス片をジグソーパズルのように鉛の枠にはめ込み、ハンダ付けして接合することで模様・絵画を描いたもの。それそのものよりも、ガラスを通して彩られた光を含めて鑑賞するもの。
十六世紀のステンドグラスは無色のガラスに色を塗る方法で制作されたが、本来の澄んだ色彩や輝きは失われてしまった。これはステンドグラスと言うよりも、ガラス絵と呼ぶべきだろう。
現在は鉛の枠よりも銅テープとハンダ付けによる接着が主。この銅テープの発明によって、小さな切片も組み立てられるようになり、より繊細な作品作りが可能となった。
近代ではルイス・C・ティファニーの作品が有名。窓だけでなく、室内の装飾パネルやランプなども作られている。
Pixivではステンドグラス風(太い輪郭線・分割された画面など)に描かれたイラスト、背景にステンドグラスを描いたイラストなどにこのタグが付けられる。