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南海本線の編集履歴2015/07/05 23:36:44 版
編集内容:空港急行、区間急行の運行本数について修正および停車駅の重複の記述を追加

南海本線とは、南海電気鉄道が所有する鉄道路線である。

「南海線」と称し、ラインカラーは青。シンボルマークは波をイメージしたものとなっている。一部列車は和歌山港線に直通し、和歌山港まで運転する。

なお、本項では、歴史には触れず、種別・駅・車両について解説する。

種別

特急ラピート Limited Express "rapi:t"

停車駅:新今宮・天下茶屋・(堺)・(岸和田)・泉佐野・【空港線】りんくうタウン

()内の駅はラピートβのみが停車。

なんば~関西空港間を結ぶ特急列車。全席指定。

詳しくは→ラピート

特急サザン Limited Express "Southern"

停車駅:新今宮・天下茶屋・堺・岸和田・泉佐野・尾崎・みさき公園

なんば~和歌山市・和歌山港間を結ぶ。和歌山市寄り4両は指定席でなんば寄り4両は一般車。

和歌山港線発着の列車も存在する。

かつては全席指定の列車も存在した。

詳しくは→サザン

(本線)急行 Express

停車駅:新今宮・天下茶屋・堺・羽衣・泉大津・岸和田・貝塚・泉佐野・尾崎・みさき公園・和歌山大学前

かつて、南海本線の優等列車の主流であった列車。

本線主要駅こまめに停車する。

現在では運用の大半を特急「サザン」に置き換えられ、泉佐野以北の急行停車駅は区間急行の設定によりフォローされることとなったため、現在は平日の朝夕と土休日下り1本、上り3本の運転のみとなり、影が薄くなってしまっている。

サザン同様、和歌山港線発着の列車が存在。

空港急行 Airport Express

停車駅:新今宮・天下茶屋・堺・羽衣・泉大津・春木・岸和田・貝塚・泉佐野・【空港線】りんくうタウン

関西空港開港と同時に設定された優等列車。空港線開業前の「白線急行」に当たる(種別窓の「急」の文字の両サイドに白線が入る幕が使用されていたことから、俗に「白線急行」と言われていた)。

「急行」と名がついているが、本線急行よりもわずかに下位で、その差は春木に停車するか否かという違いのみ。こちらは春木に停車する。

現在、南海本線における「急行」は、昼間はこの空港急行のみとなる(毎時4本)。

区急(区間急行) Sub Express

停車駅:新今宮・天下茶屋・堺・羽衣・泉大津・春木・岸和田・貝塚・泉佐野から和歌山市の各駅

空港線開業前は俗称「赤準急」と呼ばれていた(種別幕が赤色の準急であったため)。また、1994年まで運転されていた羽倉崎駅発着の白線急行は、前出の空港急行ではなく区間急行が後継種別となっている。

名前のとおり、急行として走るのはなんば~泉佐野間のみで、この区間は空港急行と停車駅が同じ。

朝と夕方以降のみの運転で、和歌山市発着がほとんど。また、羽倉崎検車区の入出庫も兼ねて、羽倉崎発着の列車も数本設定されている。

羽倉崎以南の急行停車駅以外の駅のホーム有効長の関係で、樽井発(平日の夜に上り1本のみ)、みさき公園発(平日、土・休日の朝に上り1本のみ)、および和歌山市発着の列車は6両となっている。(そのため1000系や9000系に当たることが多い)

準急 Semi Express

停車駅:堺までの各駅と天下茶屋・新今宮(難波始発の下り列車は現在運転されていない)

平日の朝ラッシュ時上りにしか運転されない、滅多に存在しない列車。空港線開業前は俗に「青準急」と呼ばれていた(種別幕が青色の準急であったため)

堺付近の工場関係者に対する需要を狙って設定されたのだろうか・・・。

この列車は最長でも羽倉崎からとなっている。

普通車 Local

停車駅:新今宮と天下茶屋から和歌山市の各駅、空港線内の全駅

南海には全駅停車列車に2つの種別が割り当てられており、そのうち、南海本線では「普通車」と呼ぶ。

その理由は、今宮戎と萩ノ茶屋には南海本線の駅がないことと、かつて南海本線にも岸ノ里駅で高野線側から転線してくる「各駅停車」が運転されていたことがあり、そのときの「普通列車」は前出の2駅以外にも岸ノ里駅・玉出駅・粉浜駅を通過していた、という歴史があるためである。

かつて存在した種別

特急(全車自由席) Limited Express

停車駅:新今宮・天下茶屋・堺・岸和田・泉佐野・尾崎・みさき公園

一般車による特急列車。日中に1日2往復だけ走っていた。

停車駅はサザンと同一。

2012年4月のダイヤ改正をもって「サザン」に変更され、全車自由席特急は消滅した。

・・・と思っていたら節電対策で消滅から約3カ月の短さで期間限定ながら復活した(9月上旬まで)。

連絡急行 Express

和歌山市駅から国鉄線に乗り入れ、和歌山駅で阪和線天王寺発着の急行「きのくに」と併結して紀勢本線へ乗り入れていた気動車列車。キハ55系をベースとする車両を使用し、南海本線内は当時の特急と同じ停車駅(新今宮・堺・岸和田の3駅。1968年3月以前は泉大津・貝塚・泉佐野にも停車)で、特急と同格の列車として運転されていた。1985年の「きのくに」廃止に伴い、消滅した。

白線急行 Express

種別幕の「急」の文字の左右に白線が付いていたことから、俗称として存在した種別。急行停車駅に加え、春木駅にも停車するほか、羽倉崎駅発着の列車に限り同駅にも停車する。

1994年のダイヤ改正で空港急行に置き換えられ、消滅した。

「空港急行」の項も参照のこと。

赤準急 Semi Express

現在の区間急行に相当する種別。1994年に区間急行に置き換えられ、消滅した。

「区間急行」の項も参照のこと。

各駅停車 Local

1970年まで運転されていた種別。今宮戎・萩ノ茶屋駅にも停車。

詳細は「普通車」を参照のこと。

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