概要
元々は大学生などの酒の席で広まった言葉で、1980年代頃から出来た用語と思われている。
ジョッキやボトルなどのお酒をぐいっと一気に飲みほす行為で、周辺で「イッキ、イッキ」とコールしてはやし立てたりするのも定番だった。
しかし、後述の問題が発生したため、現在では各大学でもこのような飲み方をしないよう指導している。
pixivのイラストではソフトドリンクのイッキのみの作品もある。
危険性
特に酒類のイッキ飲みの場合、アルコールが分解される時間的余裕すらないままに大量のアルコールを流し込むため急性アルコール中毒になる危険がかなり高い。
かつては会社の懇親会や学生のコンパで「酒を飲まないもの=空気を読まない者」として悪く言う風潮も強かったため、無理して周囲の煽りに応じてイッキ飲みをして具合が悪くなる者も多発、中には死亡事故となり遺族が民事訴訟を起こした例も複数ある。
そうした経緯から、現在はイッキ飲みの危険性がアナウンスされているが、それでも事故が時々起こっている。
外国におけるイッキ飲み
韓国では未だにアルハラの風土が強く、ビールのジョッキ内にウイスキーを落とす「爆弾酒」と呼ばれるものをイッキ飲みさせる風習が蔓延っている。