元ネタ
明光義塾が夏休み向けの学習シーズンに向けて出した広告。黒で塗りつぶされた人型の中心に、カタカナで「サボロー」という文字が描かれている。サボローは夏休みの魅力溢れる様々な体験に誘ってくる。
つまりもともとは勉強をサボる口実や理由がずらりと並んでいるわけである。
反響。
発信源は7月20日号の少年ジャンプの裏広告とされている。
少年向け雑誌の裏に颯爽と登場した彼は、本来は「夏にしっかり勉強することをサボる言い訳」の役割を担っていたのかもしれない。しかし彼の行動は、数多くの胸に暖かいものを生んだのだった。
発言集
「冒険いこうぜ」
「夏の恋ってよくね?」
「セミだって七年も寝てるぞ」
「クワガタがいる林、教えてやるよ」
「この夏は、一度きりだぞ」
「花火しようぜ」
等等
結果
そのアクティブな行動力。ネガティブさのない「全力で夏を満喫する」ことにかけての情熱。
こいつと一緒に夏を過ごしたら絶対楽しいだろうなという共感を呼んだ。
そもそもサボローは「友達と遊ぶために全力なってくれている」のだ。
彼の開かれた性格と社交性は「これほどの積極性はむしろ社会人になって有効に働く」
とまで評されている。
損得勘定もなく、ただ友情と情熱と共感に優れる彼と過ごす夏は、
人生にとってかけがえのない忘れえぬ思い出になることだろう。
サボロー、君のような友達を持ったやつはきっと幸せだぜ。
余談
広告を出した明光義塾は、本来の主張であるはずのYDK(やればできる子)バージョンでの
それはまんまサボローが誘ってくれた夏休みの行動そのままに。
なんだこの熱い掌返し
なお、本来の意味での「勉強を阻害する要素」としてもサボローが載っている。
明光義塾にはサボローは追い返されるだけである。
夏休みの宿題はさっさと終わらせて、君も最高の友情と夏を満喫しよう!
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