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概要

二画面でプレイする携帯ゲーム『TS』に配信されてくる『呪いのゲーム』をとりまく恐怖を描いた作品。

主人公はクリアしないと7日後に死ぬというゲームを自らのTSに配信されてしまい、呪いを解く方法を探すために奔走することとなる。

物語は主人公を操作し様々な場所を探索する形式で進むが、要所要所で呪いのゲームからのアクセスがTSに届き、そのゲームをプレイする形でも謎解きが行われる。

また、スクエニゲーとしては珍しく、開発者の名前が匿名となっているのも特徴。

作中用語

・呪いのゲーム

ドラゴンクエストを思わせるFCRPGの雰囲気(ちなみに製作社は同じ)だが、ストーリーが進むにつれ画面にバグやノイズが走ったり、ゲーム内の出来事が現実世界に反映されるといった怪現象が巻き起こるようになる。

巷では単なる都市伝説として扱われていたが、このゲームの出自には血塗られた過去がある。

続編に『ナナシノゲエム目』が存在する。

・TS(ツインスクリーン)

ニンテンドーDSによく似た、大人気の携帯ゲーム機。ただゲームを遊ぶだけじゃなく、メールを送受信したりダウンロードしたゲームを相手に配信できる。メニュー画面はDSによく似ており、上部の色もDSで設定した、「好きな色」と同じである。ただしリコのTSの好きな色はオレンジで固定されている。また、アドバンスのボタンは中断になっている。

・UTAーSOFT

ゲームを進めると出てくる会社名。呪いのゲームと何らかの関わりがあるらしい。

登場キャラクター

主人公

携帯ゲーム機に呪いのゲームを配信されてしまった南都大学文学部に通うごく普通の大学生。

性別および名前を選択でき、性別によって一部キャラの台詞と足音が微妙に変化する。

ゲームを受け取ってしまったことと、同じく呪いのゲームをプレイした先輩への訪問をきっかけに恐怖の出来事に巻き込まれ、大学教授『大山』と共に真相解明に赴く。TSの色は白。

尾高文人(おだか・ふみひと)

主人公の先輩。通称オダカ。金持ちの息子で高級マンション「ファミール天神」で一人暮らしをしている。

主人公と同じく呪いのゲームを受け取り、クリアして生き残るために学校に姿を見せなくなった。ゲームのクリアのために「魔よけの水」という妖しい商品を50万くらいつぎ込んで購入している。

本編では主人公が彼の住む高級マンションを訪ねることが物語の始まりとなる。主人公が女性の場合リコよりも主人公に好意を抱いていたらしく、リコを疎ましく思うような発言もあった。

長沢理子(ながさわ・りこ)

主人公の友人。尾高と交際している。

学校に行かなくなった尾高と喧嘩をしてしまったらしく、彼を訪ねる役目を主人公に託す。

主人公が尾高の自宅を訪問した翌日、真夜中の電車内にて自分を呼ぶ、尾高のものと思われる声を聞くが…。主人公が男性の場合オダカよりも主人公に好意を抱いていた。TSの色は赤。

大山法基(おおやま・ほうき)

主人公の通う大学の教授で「領域横断情報学」を専門とする。

過去に呪いのゲームによって起こった変死事件に興味を持っており、呪いを受けた主人公に協力する。警視庁にコネがある。

本編では主人公のTSに自らの知識をメールで送り、呪いに関する情報を提供してくれる存在。しかし・・・・。

あさひ

呪いによる恐怖体験に苛まれる主人公の前にたびたび現れる、謎の少女。

最初は呪いのゲーム内のキャラクターとして姿を見せていたが、徐々に現実世界にも干渉し影響を及ぼしていく。

呪いのゲームを『制作』したというゲーム会社社員の家族に同名の少女がおり、現在では行方不明になっているらしいが…。

ルグレ

現実世界の要所要所で出現する幽霊のような存在。白いシャツの男、黄色い服の男、赤い服の女の3バーションがいるがこの他にも存在している。特定のエリアを巡回し、主人公を見つけると接近して来る。

触れると即ゲームオーバーとなってしまう為、遭遇時はその場から退散する必要があるが、主人公の足の速さはかなり遅く設定されており、恐怖の演出に拍車をかけている。近くにいるとため息のような声が聞こえたり、呪いのゲーム画面にノイズが走る等の変化が起こる。中にはいきなり出現するもの、見ていると消える奴もいる。

その場から動かないタイプ、決まったルートを歩き回るタイプ、目的の場所にたどり着くと止まるタイプ、主人公を追いかけてくるタイプ4種類がいる。

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