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CV:阪口大助

概要

セカンドワールド運営側によって派遣された教師であり、新たに作られた仮想国エゼルダームの司令官でもある。由緒ある軍人の家系、クライスラー家の出身で、優秀な頭脳で飛び級を繰り返し、アラタ達と同年代でありながら現在の地位に就いた。オーバーロード発動者であるアラタに強い興味を示し、彼をエゼルダームに勧誘する為にジェノックハーネスの機体を全滅させようとしたり、「お仕置き」と称してアラタ本人に直接は手を下さずコントロールポッドをショートさせヒカル本人を保健室では対応できない程度(ただし命に別状はない)程度に負傷させるなど、目的のためには手段を選ばない冷酷な一面を持つ。自らの受け持つ公民の授業にて「セカンドワールドを疑え」といった主旨の発言をし、それが「過激な発言」と称され素性を洗い直されることになる。

以下ネタバレ注意

その正体はテロ組織「ワールドセイバー」の中核メンバーであり、実年齢は90歳という超高齢者。その半生を傭兵として戦いに捧げてきた代償として身体の90%を人工臓器「オプティマ」で置き換えており、実年齢に不釣り合いな若さを保持していた。なお磯谷ゲンドウの執事である綾部連次郎は傭兵時代からの同志であり、彼からは「閣下」と呼ばれている。

長い年月の中を戦争で生きているだけあってか、目的の為ならば残虐非道とも言える行いに躊躇いが無く、また用済みになれば味方でも平然と切り捨てるなど、これまでのダンボール戦機に登場した悪役以上に、自分の都合や考えのみを優先する、醜悪なまでのエゴイスト振りを見せている。

傭兵として幾多の戦場を渡り歩いてきた彼は「支配者の存在こそが戦争の原因」であると確信、「選ばれし者(オーバーロード発動者)による支配者の統括と戦争の根絶」という理想を掲げワールドセイバーに加入した。自身の理想を実現すべくセカンドワールドの運営システムを管理する「ロストエリア」にある世界各国の軍事情報を記録しその内容をリアルタイムに更新し続けていくメモリーチップ「アンダーバランス」に目を付け、ロストエリアへ行くためのプログラム「パラサイトキー」を学園に送り込んだ伊丹キョウジらワールドセイバーのメンバーに収集させていた。また彼自身もLBXファントムを操りパラサイトキー収集に赴いていた。

全てのパラサイトキーが揃ったことでついに本性を現し、校内放送でセカンドワールドの実態を学園中に暴露した。その後空中空母「ドル・ガルーダ」を浮上させ、エゼルダームを率いてロストエリアへ向かうが入口で待ち受けていた世界連合との戦いでエゼルダームは敗北、その後身柄を拘束される。

しかし本土に送還される直前でワールドセイバーの本隊を呼び寄せ神威島を制圧、生徒に「本当の戦争」をさせるべく24時間いつでも出撃可能なウォータイムを実施、更にLBXのロストと同時に致死性の毒ガスがコントロールポッド内に充満する仕掛けを施す。その後「こんなことはやめるべき」と提言してきた綾部をゲンドウの目の前で射殺し、ロストエリアに向かう。後を追ってきたアラタ達を自身のLBXディ・エゼルディで迎え撃つも死闘の末敗北、同時にオプティマによる若さの保持が限界を迎え年相応の姿にまで急速に老化してしまった。

なお、コントロールポッドに仕掛けられていた毒ガスは綾部によって催眠ガスにすり替えられており、ロストした生徒は眠っていただけで実際に命を落とすことはなかった。

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