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ディ・エゼルディ

わーるどせいばーのりねんそのもの

ディ・エゼルディとは、『ダンボール戦機ウォーズ』及び『神威島奇譚』に登場した小型ロボット「LBX」のひとつであり、両作におけるラスボスにあたる。
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「ディ・エゼルディ、これがワールドセイバーの理念の象徴、いや、そのものだ!!」

概要

国際テロ組織ワールドセイバーの幹部、セレディ・クライスラーが操るLBXで、アーマーフレームのタイプはナイトフレーム

セレディ操るファントムの真の姿。ワールドセイバーが世界各国から盗んだ最新の軍事技術が注ぎ込まれており、ワールドセイバーの技術力の結晶とも呼べる機体となっている。特徴的な翼パーツに搭載された光学迷彩は失われたものの、背部のスラスターによって飛行能力は健在している。また、各部に配されたハニカム状の装甲などからファントムの意匠が見受けられる。
青色の装甲を脱ぎ去ったことで軽量化し、機動力に優れている。またその外見からは想像もつかないほどの高い出力と耐久力を持ち、セレディのオーバーロードに対応することも可能。

手持ち武器は一切使用せず、6つのビット(子機)を使って攻撃と防御を行う。
しかし、ビット攻撃にのみ特化した機体という訳ではなく、上述の高い機体性能によってディ・エゼルディ本体のみでも十分に戦うことができる。

操作系統はセレディのオプティマと連動させることで、CCMを使わず操作することが可能となっている。また、彼の兵士としての戦闘経験をそのままトレースすることで、投げ技や関節極めなどを繰り出すことも可能。

必殺ファンクションは、相手を包囲したビットによるレーザー攻撃に加え、ソードビットで切り裂いた後に串刺しにする「アポカリプス」。アニメ版では未使用。

ビット

バックパックに備えられた六基のビット。アキレスD9のそれと異なり、射出後は常時展開させることができる。形態を変化させることで、様々な戦況に対応することが可能。

ソードビット

長剣状に変化させた、赤く発光するビット。ビット自身のサイズと機動力で攻撃を掻い潜り、敵LBXを攻撃する。セカンドワールドの汎用LBXを一撃で両断してしまうなど、高い攻撃力を持つ。複数基で運用されることがほとんどで、攻撃の際に相手に接近する必要がある以上、トッププレイヤー相手には最低でも二基同時に運用しないと撃墜されてしまう模様。

ビットレーザー

レーザーを放つ、緑色に発光するビット。ゲーム版で必殺ファンクションとして使用できる単発式のビットレーザーと異なり、極太のレーザー光線を放つ。非常に高い威力を誇り、クラフトキャリアやLBXを一撃で両断、大破させてしまうほど。こちらも複数基で運用され、ディ・エゼルディを中心とした6方向への攻撃、三機を並列させてからの掃射、レーザーを放ちながら斜線を攻撃対象へと囲むように狭めていく、など多彩な攻撃が可能。

リフレクトビット

バリアを展開する、青く発光するビット。三機のビットを正三角形状に配置することでバリアを展開する。ゲーム版では遠距離攻撃の反射、アニメ版ではディ・エゼルディへの攻撃に対する防御兵装となっている。アニメ版ではマグナオルタスの「カタストロフィ・ドライブ」を防ぐなど高い防御力を示したが、最後はドットブラスライザー・ラグナロクフェイズクリムゾンのヴァリアブルクローにバリアを破られたことで同時にビット三基が大破した。

作中での活躍

LBXディ・エゼルディ


ファントムの真の姿であり、ゲーム版とアニメ版で経緯は違う(ゲーム版ではグルゼオンの、アニメ版ではドットブラスライザー・ジーエクストの攻撃を受けて)ものの、ファントムの外装を破壊されるという形でその姿を現した。

ゲーム版ではそのままラストバトルに突入するが、アニメ版では多数の生徒をロストさせ、ゴールデンタイムにも関わらずセカンドワールド全体を阿鼻叫喚の地獄に変貌させるという、ダンボール戦機史上屈指のトラウマシーンを生み出した。

最終決戦でも、ビットを駆使した攻撃でアラタを圧倒し、ハルキ達の助太刀が入りビットが使えなくなった後も、ドットブラスライザー・ラグナロクフェイズクリムゾンを素手で圧倒し、ブラストソードによる攻撃へのカウンターで関節技を決める等、ディ・エゼルディのスペックとセレディ自身の戦闘経験によって優位に立っていた。

しかし、人間とLBXを同一視した上での関節技をアラタ予想外の行動で切り返し、それに動揺したのが起点となって次第に追いつめられていき、リフレクトビットを展開するために三機と応戦していた二基のビット群から一基ずつビットを呼び戻したことによって孤立したビットはそれぞれ破壊され、展開したリフレクトビットもアラタに破られたことで大破、右腕を失ってもなお、ドットブラスライザーのブラストソードを払い落とし攻撃を続けたが、最後はドットブラスライザーとの鍔迫り合いの末、完全に破壊された。
これによって連動していたオプティマも故障し、セレディはオプティマによって維持していた身体を保つことができなくなったため、急速に老化、本来の年齢相応の身体に戻った。

また、アニメ版の後日談にあたる『神威島奇譚』では、ブレインジャック機能を持った無人LBXとして登場。アラタ不在の神威大門を再び恐怖に陥れた。

ゲーム版において

ゲーム版で自機として使用する為には、裏ランキング4位のメタ沢百郎からパーツを入手する必要がある。
セレディ機と異なり常時ビットを展開することはできないが、チップとしてそれぞれレベル3のソードビット、ビットレーザー、リフレクトビットのチップが組み込まれているため、固有必殺ファンクチョンとしてこれらが使用できる。
また一式揃えることで、「アポカリプス」の使用も可能。しかし、上述のビット攻撃と「アポカリプス」は全て固有必殺ファンクションとしてカテゴライズされているので、どれかひとつを選ぶことしかできない。

それ以外にも、色違いのカスタム機が山野バン海道ジンの僚機として登場している。
メタ沢機の装備は、ジル・サムライの基本装備でもあるマルチギミックサック「フウジンケン雷式」。

派生機体

ジ・エゼルディア

ゲーム版にのみ登場する、白中心のカラーリングとなったディ・エゼルディのカラーバリエーション機。

裏ランキングバトル制覇後に挑戦できる最強エルドバンドを倒さなければ、パーツを入手する事はできない。
しかし、幸いな事に裏ボスバトルの中では最強エルドバンドは比較的弱い部類の相手(主人公及びアラタが使用できる必殺ファンクション「オーバーロード」や最強サイロンガーダーから入手できる狙撃銃「LDサイロンブラスト」を使うことで割とあっさり倒せる)なので、周回自体は容易。
その点で言えば、裏ランキング上位と繰り返し戦う必要があるディ・エゼルディの方が、入手難易度は高い気もする。

とはいえ、パーツのドロップ率は低い為、一式揃えるには実力以上にかなりの根気が求められる。

ディ・レギウディア

公式外伝「LBX烈伝」に登場する、ワールドセイバーがドットブラスライザーをベースにディ・エゼルディの技術を応用して組み込んだ機体。高出力形態「アブソリュートフェイズ」への変形機構を持つ。
詳細はディ・レギウディア(LBX烈伝のネタバレ注意!)

余談

主人公機のドットブラスライザーは支援機との合体によってパワーアップしていたのに対し、本機はファントムの外装を脱ぎ捨てる形でパワーアップしており、両者はある意味対を成す存在であったのかもしれない。

また、名前に関してだが、常に空中を浮遊し、ソードビットを展開した姿が翼を広げているようにも見える事、ソードビットの形状が十字架のようにも見える事、そして、使用者のセレディが「戦争紛争の無い平和な世界」を目指そうとしていた事から、エンジェル(天使)が由来である可能性がある。

しかし、セレディを始めとするワールドセイバーの方法論というのは、彼らが根絶しようとしている戦争の根源のひとつとも言える「暴力」や「恐怖」に頼るものであり、このディ・エゼルディも、「暴力」(ビット攻撃)によって(実際に死人は出なかったとはいえ)多数の犠牲を出し、セカンドワールドを「恐怖」に陥れていた事から、まさに「ワールドセイバーの理念そのもの」と呼ぶに相応しい存在であったと言えるだろう。

関連タグ

ダンボール戦機ウォーズ LBX ナイトフレーム セレディ・クライスラー ファントム(ダンボール戦機) ワールドセイバー みんなのトラウマ
ディ・レギウディア:リンク先ネタバレ注意!!

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