概要
先史遺産の研究者であり、かつてはDr.フェイカーの親友であり、共に異世界の扉を開く研究をしていた。現在は幼児退行の影響でアニメを見るのが日常。
Dr.フェイカーを倒す為にWDCに息子3人と共に出場し暗躍する。
過去
元々はDr.フェイカーの助手であり、息子3人から懐かれる良き父親であった。
Dr.フェイカーを本物の天才、彼の願いを叶えたいと誇らしげに語るなど相当深い友情を抱いていることがわかる。
フェイカーにコーヒー(ココア?)を入れたり遺跡に入ってからもフェイカーへの気遣いは留まる事を知らず、果てはフェイカーに差し出した飲み物をコップごと叩き割られ怒鳴り散らされるなどひどい扱いを受けても、そんな横暴な態度に嫌な顔一つせず、異常なまでに献身的にフェイカーを支え続けた。
しかし、冒険家である九十九一馬が得た情報を加え、異世界の扉が次に開く場所を掴み、三人で謎の古代遺跡に到達した際、フェイカーにより、扉を開く代償として一馬と共に異世界に送り込まれてしまう。
バイロンは長い年月異世界を彷徨っていたが、バリアンの協力を得たことで人間世界に帰還する。
しかし、体と精神は幼児退行し、顔半分を失ってしまった。
ちなみにこの回想シーン、バイロンの方はフェイカーフェイカーとうるさく、友人だ親友だと連呼するものの、フェイカーは一貫してバイロンに冷たい態度をとっている。その為、バイロンの片思いなのではないかという予想もあったが、後にフェイカーもバイロンを友と呼んだ。
無印
フェイカーへの復讐を目的とし、その為に息子たちも犠牲にする冷酷な性格となった。
変質してしまった顔を隠すために彼から見て左半分が完全に覆われた鉄仮面を付けている。
紋章の力を使うことで洗脳や透視、記憶の消去などができる。
デッキは「紋章」と付くモンスター・魔法・罠で構築された紋章獣デッキ。
WDCにおいてドロワ、天城カイトを破るが、決勝戦で九十九遊馬に敗れる。さらにフェイカーの策略によりスフィア・フィールドに取り込まれナンバーズを全て失う。
その後、スフィア・フィールドが破壊されたことで再び解放され、最終決戦に敗北したフェイカーと、フェイカーを助けようとするカイト、遊馬の元に現れ、3人を最期の力で崩れゆく塔から救出する。
そして、ワープ時の異空間の中でフェイカーの謝罪を受け、再び友と呼んで謝罪を受け入れ消滅した……と思われたが実は生きており、カイトと遊馬の「事実上の決勝戦」を息子たちと共に見届けた後、ハートランド・シティを後にした。遊馬の説得の甲斐あってか、元の「良き父親」に戻ったのだろう。
フェイカーと和解した場面から察するに、スフィア・フィールドに取り込まれていてもフェイカーとカイトたちの会話は聞こえていたらしい。
Ⅱ
なぜか見事にハブられており、OPラストの全員集合シーンにもなぜかいない(同じような境遇のフェイカーはいる)。
そして最終回間際でギリギリ登場。
息子たちの消滅やバリアン七皇及びドン・サウザンドとの戦いが終わった後に遊馬の危機を感じ取り現れるという若干謎登場ではあった(ちなみに、今まで何をしていたのか、息子たちが消えていくのをどう思っていたのかなど、特に説明はなかった。一応、作中では数日も経っていないため、描写がなくてもそこまでおかしくはないが)。
解決後は再びVと共にフェイカーの助手に戻った。
素顔
仮面を外した姿。顔半分が異界化しており存在しない。
右半分の目と口元は見えていたので、大方こんな感じだろうと予想していた視聴者を見事に裏切った。
ハルト顔
天城カイトとの対決で、カイトの心を揺さぶるために仮面を外して見せた時の顔。
天城ハルトの精神に寄生しており、ハルトと感覚を共有している状態で、デュエルのダメージはハルトにも及ぶため、有り体に言えば人質状態であった。
感覚がつながっている事を利用して自分の顔をつねることでハルトを苦しめたりもしていた。
視聴者からは悪質なコラなどと言われる始末。