概要
トビー・フーパー監督の映画『悪魔のいけにえ』を新たに脚色し直したリメイク作品である。
製作はマイケル・ベイ。
物語の骨子は基本的に原作通りだが、ストーリー上の展開や登場人物の設定が大幅に変更されている。
特に、殺人鬼一家の構成が一新されており、そのうちの一人に我らが鬼軍曹殿が新たに加わった。軍曹殿は本作でも、狂気に満ちた強烈な個性を放っており、レザーフェイスに劣らない存在感がある。
また、本作では流血描写などもきちんと描かれており、近年のスプラッター・ホラーの要素が存分に詰め込まれている。
原作同様、こちらも興行的に大成功を収めた。
これを受けて続編の製作が決まり、この物語の前日譚『テキサス・チェーンソー ビギニング』が製作されたが、こちらはあまり振るわなかった。
続編の成績がいまいちと言う点では、原作に忠実だったと言える。