アリー・ノーデンス
ありーのーでんす
CV:沢城みゆき
概要
日本・有明に本社を置く外資系ゲーム会社『ノーデンス・エンタープライゼス』のCEO。
『ノーデンス・エンタープライゼス』は、元は15年前に存在した弱小会社だったものを、アリーが買い取り、大企業へと育て上げたものである。
独特の口調と人懐っこい性格が特徴的。相手の地位・年齢・性別などで態度を変えることがない、裏表のない人物。
観察力や決断力にも優れており、ゲーム『セブンスエンカウント』で高い潜在能力を見せた主人公の『竜を狩る者』としての素質に、いち早く気付いている。
ジェリエッタとナガミミと共に、来るべき第7真竜の誕生に備えた対抗計画『Code:VFD』を進行している。
その中で主人公一行(13班)の現地人材確保や、アトランティスからの避難民をすんなり受け入れたりなど、懐の広さを見せるものの、何故か『Code:VFD』の計画の停止だけは、極端に嫌う傾向を見せる。
ネタバレ
5体の真竜の検体を集めた13班。
まだ存在すらしていない第7真竜を除くと、残りの真竜が1体となった時、彼女の恐るべき正体が判明する。
その正体は第2真竜ND(ノーデンス)
シリーズ第1作『セブンスドラゴン』の隠しボス・『母なる竜 ND』そのものである。
正体を現した際、主要人物のほとんどを殺害し、竜斑病を蔓延させて地球上の生命体を殺戮するという、ゲーム史上でも類を見ない大惨事を引き起こした。
この一件で生き残ったのは、主人公(及び13班メンバー)・ミオ・ジュリエッタ・ナグモ博士、そして、真竜5体のデータをインストールした結果暴走したユウマのみ。
実は『Code:VFD』とは竜を狩り続けた結果、竜の頂点に立った人間を第7真竜『セブンスドラゴン』へと覚醒させると言う、前述の名目とはまるで反対のものである。
その為に目を付けたのが主人公であり、事実、主人公は竜斑病のもう一つの側面である『資質のある者はその能力を爆発的に増大させる』事の影響を受け、並み居る真竜を撃破している。
ちなみに、第7真竜が覚醒した場合、覚醒した瞬間、世界そのものと統合され世界が終わる。
その為か、真竜としての正体を明かした後も、どちらかと言うと主人公を試す言動が多い。
また、あえてチカとリッカの正体(竜殺剣『コノハナチルヒメ』と『コノハナサクヒメ』)を明かし、自らを殺させる事で計画を完遂しようとしている。
一見、彼女なりに人類を想っているように見えるが、やはり真竜らしく傲慢な面が見え隠れしている。
千鳥ヶ淵で13班との激闘の末、『コノハナチルヒメ』と『コノハナサクヒメ』を携えた主人公に両断される。そして自らの心臓を検体として捧げ、計画の完遂を確信して散っていった。
しかし、完成すると思われていた彼女の計画は、前述の通り何とか生き延びていたナグモ博士とジュリエッタの手によって、曲げられる事となる……