ソフト情報
機種 | プレイステーション・ポータブル |
---|---|
ジャンル | RPG |
UMD版発売 | 2011年11月23日(水) |
PSS配信開始 | 同上 |
UMD版価格 | 通常版:6,279円 |
PSS配信価格 | 5,600円 |
販売元 | セガ |
開発 | イメージエポック |
CERO | B(12歳以上対象) |
※PSS:PlayStation Store …つまりダウンロード版。
概要
ニンテンドーDSの『セブンスドラゴン』シリーズ作品の一つ。タイトルこそ同じだがシステムやハード面はリメイクされ、PSPでの発売となっている。
セブンスドラゴンと呼ばれる7匹のドラゴンと、それに従う多数の竜によって異界化した東京が舞台。
プレイヤーは異能力者「ムラクモ」となってパーティを組み立ち向かう。
2013年春に、同じくPSPにおいて、このゲームの一年後にあたる西暦2021年の東京における新たなドラゴンとの戦いの物語を描く続編『セブンスドラゴン2020-Ⅱ』が4月19日発売された。
続編は新職業「アイドル」と新規ボイス声優10名の追加、(梶裕貴、平田広明、木村良平、大塚明夫、宮野真守、伊藤かな恵、丹下桜、田中敦子、斎藤千和、花澤香菜の10人)新種のドラゴンや謎のキャラクターの登場など、内容がより充実したものとなる予定だ。
ストーリー
西暦2020年、地球外から突如飛来した「ドラゴン」と呼ばれる謎の生命体。
「セブンスドラゴン」と呼ばれる7匹の強大な竜と、それを取り巻く多数の竜たちによって、世界の国々は瞬く間に支配され、人々はなすすべなく次々と狩られていく。各国の軍隊の力をもってしても撃ち破ることはできず、人々は生き残りをかけ、絶望的な戦いを始める。
そして、ドラゴンが来襲したその日、東京・新宿都庁には、一癖も二癖もある若者たちが集まっていた。
彼らを招集したのは特務機関「ムラクモ」国民から選抜された優秀な人材を集め、あらゆる困難に立ち向かうことを目的とした組織。
数々の難事件をその手で解決に導いてきた組織からの呼びかけに、若者たちは戸惑いながらも組織に身を投じる。
それが、絶望的ともいえるドラゴンとの戦いの始まりだとも知らず・・・。
世界観
前作(セブンスドラゴン)とは打って変わって近未来的な舞台背景をもつ。
東京都はドラゴンによってダメージを受けると同時に、極端に自然環境が捻じ曲げられたダンジョンになっている。
元々が都市なのでダンジョンの中で生存者を探したりと、物語りも前作より若干シビアなものとなった。
プレイヤーキャラクター
以下の5つの職業を、10種類の容姿と男女15種類ずつのキャラクターボイス(下記参照)の組み合わせで選ぶ。
パーティは1~3人で組み、必要に応じて新しくキャラクターを作ってパーティに入れ替えたりする。
ゲーム内では通称「13班」と呼ばれる。
選べるキャラクターボイス
男性
阿部敦、石田彰、江川央生、岡本信彦、小野大輔、神谷浩史、黒田崇矢、櫻井孝宏、下野紘、杉田智和、竹内良太、中井和哉、中村悠一、福山潤、三木眞一郎
女性
加藤英美里、桑島法子、佐藤利奈、沢城みゆき、竹達彩奈、田中理恵、田村ゆかり、茅原実里、豊口めぐみ、豊崎愛生、日笠陽子、堀江由衣、水樹奈々、悠木碧、ゆかな
一部の声優はゲーム内のNPCキャラクターも兼任している。
豪華な声優のボイスは戦いを盛り上げてくれること間違いなしである。
が、時として「セーット、アーップ!!」「撃ち砕け、ファイア!!」「こんなの絶対おかしいよ…!」「狙い撃つぜ!!」「全く、理解に苦しむよ」といった、どこかで聞いたことがあるような台詞が聞けたりもする。
(声優ネタ一覧、参照)
このような『遊び』のおかげで、他のアニメ作品のキャラクターに似せてキャラメイキングをするプレイヤーも多数にのぼっている。
職業
SAMURAI(サムライ)
身体能力Sランク。特に剣技に長けた者から選抜される攻守に優れたオールラウンダー。
刀を使う攻撃寄りの万能型タイプ。攻防からSPDまでほぼすべての能力にわたってバランスがとれた扱いやすい職業。体力回復はもちろん、攻防パラメータの強化、状態異常攻撃までを一人でこなすことができる。「抜刀」「居合構え」の2つのスタイルがあり、使用できるスキルが異なるがいずれも強力。
TRICKSTER(トリックスター)
俊敏性Sランク。特殊技巧に優れたものから選抜される。手数で攻めるスピードスター。
全職業では最もSPDに優れ、あらゆる敵に先手を取れる。武器は「拳銃」と「ダガー」の2つがあり、装備させる武器によって戦い方も異なってくる。また、敵を状態異常にすることに長けており、毒や麻痺などの状態異常もお手のもの。その他にも、カウンターやアイテム効果上昇など変則的なスキルを覚える、まさにトリッキーな職業。
DESTROYER(デストロイヤー)
運動能力Sランク。武道で達人級の者から選抜される。一撃にかけるへヴィファイター。
全職業中最高のATK・DEFを誇り、破壊力は抜群。敵を攻撃すると、敵に「デストロイ深度」という一種のコンボのようなものを付加することができ、これが溜まるほど高威力のスキルを使用できる。SPDは全職業中最低だが、それを逆手にとり、相手の攻撃を無効化してカウンターを取ることもできるなど、扱いは難しいがハマれば強力な職業。
PSYCHIK(サイキック)
ランクSの超感覚の持ち主。天変地異や超能力を操る特異能力者。属性攻撃や回復魔法のスペシャリスト。
MAT・MDFに長け、全体攻撃や回復技、戦闘不能となった味方の蘇生も可能で、前線とサポートの双方をこなせる職業。反面、物理攻撃にはかなり弱い。炎・氷・電気といった属性攻撃が豊富にそろっており、相手の弱点属性を衝いた戦い方をもっとも得意とする。強化すると対象が単体から全体に広がるスキルが多く、飛び抜けて攻撃範囲が広いのも特徴。
HACKER(ハッカー)
情報技能Sランク。重度のメカマニアから選抜される。敵味方の能力を操作するサポーター。
敵を自由にハッキングして思いのままに動かし、味方に有利な状況を作り出すサポート型職業。攻防面は最低の性能で、攻めるには全く向いていないが、敵の弱体化や同士討ちから、味方の回復・強化、果ては無敵化までできてしまう、強敵相手にはなくてはならないメンバー。ハッカーの働きひとつで難敵があっさり突破できることも少なくない。
NPCキャラクター
日本人が多いが基本的に名前はカタカナ仕様になっている。
ムラクモ機関
政府特殊機関「ムラクモ機関」総長。
あらゆる方面にAランクの実力を発揮する、カリスマ性のある女性。代々ムラクモの首長を務める家系の生まれで、人間の隠された才能にとても興味を抱いている。
主人公らを心配するなど基本的に穏やかだが、手段を選ばない作戦を指示することも。
ムラクモでトップクラスの研究員の男性。
主人公らのメディカルチェックや対ドラゴン戦用機器の開発などを手がける。しかしナツメには頭が上がらない。
眼鏡、へタレ、僕のターン没収などで毎章着実に人気を得るだろうキャラ。
ナビ
NAV3.6とNAV3.7(ナビ)。ムラクモ研究機関で生まれた双子の兄妹。
ナビゲーターとしてムラクモ10&13班の後方支援を行っている。
ナツメの研究によって脳に強化処理を施されており、コンピュータ以上の処理能力を持つ。
途中でこの二人のうち一人を専属ナビとして選ぶことができ、選んだ方は、以降ストーリーで指示を出してくれる(選ばなかった方が10班のナビになる)
8班『建築班』
ミヤ<CV:藤堂真衣>
リーダー。東京都庁の改修工事を仕切る女性。
凛々しい雰囲気をもつ女性で、『あいわかった』『すまないな』など男性のような口調かつハスキーな声で話す。
そのせいかチェロンからはクールビューティーと言われている。
10班見習い
ムラクモ候補生だった美少女。
方向音痴ゆえにムラクモ選抜試験にたどり着けなかったり、任務中にチョコバー食べてたりとどこか抜けている性格の持ち主。
ドラゴンから助けられた後は10班見習いとしてムラクモに合流、主人公らをセンパイと呼び慕う。
ムラクモ開発班
装備品やアイテムを開発製造し、ショップで販売してくれる人達。
寡黙で仕事気質なおっさんのワジ<CV:宮崎寛務>、そばかすが特徴の気さくな青年ケイマ<CV:宮坂俊蔵>、三つ編みがトレードマークの紅一点レイミ<CV:藤井ゆきよ>の3人。
アイテムはワジが、武器はケイマ、防具とアクセサリーはレイミが担当する。
エプロンがトレードマークで皆仕事熱心。
自衛隊
ガトウ<アオイとのコンビイラスト>
ムラクモのベテランファイター。頼りになるおっさん。
ナガレとコンビを組んでムラクモ10班としてマモノ討伐を手がけてきた。元傭兵という経歴を持つ。
リン(堂島凛・どうじまりん)<CV:豊口めぐみ>
自衛隊三佐の女性。
ドラゴン襲来後、上層部が壊滅した自衛隊を指揮することになる。
やる気も使命感もあるがプレッシャーやムラクモへの抵抗に戸惑う。ややツンデレ。
ナガレ
ガトウの相方のムラクモ10班の男性。既婚者。
SKY(スカイ)
ドラゴン襲来後、渋谷を縄張りとしている若者たちの集団。
ムラクモを嫌っており、メンバー全体としてムラクモと敵対関係にある。特にムラクモの首長ナツメには嫌悪感を持つ者が多い。
冷静寡黙なデストロイヤーのダイゴ、お調子者のサイキッカーのネコ達を筆頭に、いずれもムラクモと同じく異能者が多く、独自のスタイルでドラゴンとも対等に渡り合っている。
リーダーは謎の青年タケハヤ。常に傍らに赤い目の少女アイテルを連れている。
ダイゴ<CV:小野大輔>
ネコ<CV:ゆかな>
アメリカ合衆国
アメリカ大統領ジャック=ミュラーの補佐官を務める謎の女性。
ドラゴンに対して少なからず執着のようなものを示しており、独自にドラゴンへの対抗策の研究も行っていた。
ジャック・ミュラー
アメリカ合衆国第46代大統領。
アメリカが世界の守り手であるという信念の持ち主。堅物のようだが意外と人情的で、日本にも友好的。
元はしがない一地方議員だったが、エメルの補佐のおかげで大統領にまで登り詰めた人物。
世界救済会
アフリカ発の巨大NGO団体
チェロン(古菅チェロン・ふるすがちぇろん)<CV:佐藤利奈>
奪還後の都庁に流れ着く。
『世界救済会』の日本総責任者。
主人公らに避難民や同僚からの頼みごと、『クエスト』を紹介してくれる。
実はいいところのお嬢様なのだが、それを鼻にかけることなく人助けを行うことを良しとする人格者。
その他
初音ミク2020
ゲーム内では『初音ミク』の名前で登場。本作のOPも歌うゲストキャラ。
渋谷や池袋で時折目撃されていた謎の歌姫。
難民扱いなのだがレーダーには映らず、時たま画面の端にちらっと姿が見えたかと思えばすぐ消えてしまう。
ストーリー中盤のクエストでドラゴンに襲われている彼女を救助できる。保護した後はBGMを彼女の歌声入りのバージョンに変更/修正できるが、ストーリーでは残念ながら他にこれといった出番が無い。
マモノ
現代世界の動物とも人間ともことなる生物で、いわゆるモンスター。
前作セブンスドラゴンで登場したモンスターがそのまま当てはまり、容姿もほとんど変わらずに続投のものも多い。
雑魚キャラのような扱いで、ムラクモの戦闘部隊にはほぼ歯が立たない。
ただし中には一般的な軍隊では手に余る強さのものや、13班を苦戦させる大物も。
ドラゴン
PVで登場する帝竜ウォークライを初めとする、地球に突如現れた強力な生物。
多数のドラゴンと、人間の都市部に現れる7体の「帝竜」から成る。
ただのドラゴン相手でも、S級に近い戦力が無ければ蹂躙されるしかない程度に強い。
マモノと同様に前作から引き継いで登場する個体がいるが、強さや行動パターンが大きく変化。
関連タグ
セガ | セブンスドラゴン(ななぞぞ) |
---|---|
職業 | サムライ(セブンスドラゴン) トリックスター(セブンスドラゴン) デストロイヤー(セブンスドラゴン) サイキック(セブンスドラゴン) ハッカー(セブンスドラゴン) |
その他 | 初音ミク2020 【うちの13班】 |
他の言語記事
外部リンク
電撃文庫FIGHTING CLIMAX(背景として、フロワロに侵食された東京駅が登場している。<背景スクリーンショットの紹介記事>)
声優ネタ一覧
自力で探したい人やネタバレが嫌な人は閲覧しないでください
声優名・セリフを言う状況:「言うセリフ」(元ネタ)の順に表記
阿部敦・凶転ず也:「不幸だよなあ」(上条当麻・とある魔術の禁書目録)
岡本信彦・戦闘終了:「何が竜だ、三下がァ!」(一方通行・とある魔術の禁書目録)
黒田崇矢・対ドラゴン戦闘終了:「龍が如きに負けはせん」(桐生一馬・龍が如くシリーズ)
竹内良太・戦闘終了:「そんなペースで大丈夫か?」(ルシフェル・エルシャダイ)
竹内良太・戦闘終了、モミジ討ち:「おっと、済まない」(同上)
竹内良太・戦闘終了、スカイハイメテオ:「まぁいい」(同上)
竹内良太・戦闘終了、ハッキングワン:「話をしよう」(同上)
福山潤・リザレクション:「命令だ。生きろ」(ルルーシュ・ランペルージ・コードギアス 反逆のルルーシュ)
福山潤・レベルアップ:「フフハハハハ… フハハハハハハハ!」(同上)
三木眞一郎・戦闘終了:「大丈夫だ、問題ない」(イーノック・エルシャダイ)
三木眞一郎・エイミングショット:「狙い撃つぜ!」(ロックオン・ストラトス・機動戦士ガンダム00シリーズ)
加藤英美里・帝竜戦終了:「全く……理解に苦しむよ」(キュゥべえ・魔法少女まどか☆マギカ)
加藤英美里・帝竜戦終了:「わけがわからないよ」 (同上)
田中理恵・戦闘終了:「有象無象のジャンクどもが!」(水銀燈・ローゼンメイデン)
田村ゆかり・デストロイヤー奥義:「スタンバイ・レディ」(レイジングハート・なのはA's、13話サブタイトル)
水樹奈々・トリックスター奥義:「ゲット・セット」(バルディッシュ・魔法少女リリカルなのはシリーズ)
悠木碧・対ミズチ戦終了:「こんなの絶対おかしいよ」(鹿目まどか・魔法少女まどか☆マギカ)
2020-Ⅱ
斎藤千和・ジャンプショット:「時をかけて!」(暁美ほむら・魔法少女まどか☆マギカ)
斎藤千和・マインスロアー&TNTスロアー:「時は残酷なの」(同上)