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帝竜

ていりゅう

セガ発ゲーム「セブンスドラゴン」シリーズに登場する敵。いわゆる中ボス。
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概要編集

「セブンスドラゴン」シリーズには数多のドラゴンが登場するが、そのドラゴン達を統率する幹部クラスに相当するのが帝竜である。

さらに高次の存在として真竜がおり、尖兵&指揮官として彼らが地ならしを行い、その上で真竜がおいしくいただくという構図。

初代セブンスドラゴンで初登場編集

キング編集

赤い体色が特徴。正統派のドラゴン。

侵略の手始めということか若いハントマン(冒険者)の集う始まりの町「カザン共和国」に襲来し、町のリーダーである「大統領」ことドリス=アゴートと戦った。ドリスは力及ばず戦死したがそれでもかなり追い込んだようで、片目を潰されたり、角を折られたり、体のあちこちに深傷を負っていたりと痛々しい姿になっている。背中に刺さった剣も彼との戦いで受けたもの。

本来は初代帝竜のリーダー格だったようだが、手負いで弱っていたからか初めて主人公と対峙する先鋒的存在になった。なおキングを主人公一行が討ったのはドリスの戦死から3年後だった(3年ずっと昏睡していたため)。

クリア後に挑戦できる裏ダンジョン「紅杭の塔・影」では強化版かつ無傷の「幻視竜王」が登場。

もちろん強さもけた違いに上がっており、一部ではこっちが本来の強さだったんじゃないかと言われている。


デッドブラック編集

影のような漆黒の帝竜。アイゼン皇国周辺を襲った。光を苦手としているので、アイゼン南方の洞窟「ヒヨロン神水洞」の奥に潜んでいた。

あるアイテムを使えば大きいドラゴンの姿が収縮し、本来の姿が現れる。

裏ダンジョンでは強化版の「幻視黒影」が登場。


フレイムイーター編集

炎を操る赤い帝竜。

ネバンブレスを襲うが主人公たちに追い詰められて一度撤退する。その後ドーマ火山で倒される。

執念深い性格。

裏ダンジョンでは強化版の「幻視焔喰」が登場。


ジ・アース編集

西大陸のドラゴンたちを率いる帝竜で、山のような見た目と大きさを誇る。それゆえジ・アースが山にしか見えず、居場所が分かるまで長い時間を要した。部位ごとに戦うことができる。

裏ダンジョンでは強化版の「幻視山脈」が登場。


インビジブル編集

派手な鳥のような姿をした帝竜で、エデンの空を支配した。非常に速い。

空中を落ちながら戦うという主人公たちのトンデモ作戦に「血迷ったか」と言いながら相手したため、付き合いの良い親切なヤツというネタ要素も生まれた。

裏ダンジョンでは強化版の「幻視鳥王」が登場。やっぱり鳥?


ドレッドノート編集

戦艦のような姿の帝竜。体は複数のドラゴンで構成されている。

女性しかいない南海の国・マレアイア群島国を襲った。弾丸状のドラゴン、ドラゴバレットを打ち出してくる。

裏ダンジョンでは強化版の「幻視戦艦」が登場。

伝説の艦の名前を関するだけあってその強さはすさまじい。


トリカラード編集

紅杭の塔を守護していた帝竜。竜殺剣がないと倒せない無敵のドラゴン。

普段は虹色のメビウスの輪のような外見だが、ダメージを与えると真の姿を現す。紫色のヘビと虹色のクジラが巻き付いたような奇妙な姿をしておる。


裏ダンジョンでは強化版の「幻視三光」が登場。

姿はトリカラード真体と同じ。


セブンスドラゴン2020で初登場編集

本作の帝竜はその能力によって東京の各所をダンジョン化させている。

ウォークライ編集

赤い体色と黒い翼が特徴の帝竜。

新宿都庁を占拠し、現実干渉能力で重力を狂わせ、天地をひっくり返した。

前作におけるキングのような立ち位置で、手負いのまま主人公と戦い、敗れる。

クリア後に挑戦できる裏ダンジョン「旧国府 幻影首都」では強化版の「幻視叫喚」が登場。


ジゴワット編集

体じゅうに電磁砲の砲台を持つ帝竜。

強力な磁場で山の手線のレールを捻じ曲げ、天球儀を形成した。天球儀内にも電磁砲があり、自衛隊員が数多く犠牲となった。

一度敗れるがフォーマルハウトの力で復活し、「2020-Ⅱ」にて再登場した。

再登場時は体の各所が欠けているが、砲台は大きくなっている。

裏ダンジョンでは強化版の「幻視轟雷」が登場。


ロア=ア=ルア編集

女性的なシルエットを持つ銀色の帝竜。インビジブルと同じ鳥系のドラゴン。

四ツ谷を占拠して墓所にした。

道に迷わせる能力と、死体を操る能力を持つ。

月に擬態していたが、結局は見つかり倒される。

裏ダンジョンでは強化版の「幻視女帝」が登場。


トリニトロ編集

液体金属の体と炎の力を持つ帝竜。銀色の心臓のようにも見えるボディから2本の首が伸びている。

ドラゴンの出現で砂漠化した国分寺に工場を建設した。この工場では機械のドラゴンが生成される。

ジゴワットと同じく、「2020-Ⅱ」にも登場した。再登場時は熱暴走したような色合いになる。

なお、二回とも自爆しようとするが止められた。

裏ダンジョンでは強化版の「幻視銀竜」が登場。

亜種のトリニトロ・オルタが「Ⅲ」に登場した。


スリーピーホロウ編集

蝶のような姿をした帝竜。ドラゴンの襲撃で樹海と化した渋谷に現れた。

その鱗粉は精神を狂わせ、多くのSKYメンバーが犠牲になった。

一度倒された後フォーマルハウトの力で「2020-Ⅱ」に再登場したが、新兵器コンフュカッターで鱗粉の力を封じる13班たちの前に再び敗れる。

再登場時は羽以外の体の各所が欠けている。羽はバグに侵食されるような模様に変化している。

裏ダンジョンでは強化版の「幻視夢喰」が登場。


ザ・スカヴァー編集

暗闇と大洞の王

芋虫のような外見の巨大な帝竜。尾、腹、頭の三回にわたり戦う。

東京地下を占領し、その長い体で分断した。光を苦手としている辺りはデッドブラックにそっくり。

物語の最初の方で登場したが、本格的な活動には至らず、相当後になって13班と戦った。

裏ダンジョンでは強化版の「幻視蟲竜」が登場。


ゼロ=ブルー編集

冷気を操る青い四足歩行の帝竜。お台場のショッピングモールを氷海に沈めた。

裏ダンジョンでは強化版の「幻視零蒼」が登場。

亜種のゼロ=ブルー・オルタが「Ⅲ」に登場。違いは角と爪の色。


セブンスドラゴン2020-Ⅱで初登場編集

ティアマット編集

2020-Ⅱ最初の帝竜。赤い体色と体の各所に生えた緑の鉱物、長い首が特徴。

丸の内を襲撃。キングやウォークライと同じく手負いの状態で倒される。

クリア後に挑戦できる裏ダンジョン「旧国府 幻影首都」では強化版の「幻視晶竜」が登場。

亜種のティアマット・オルタが「Ⅲ」に登場した。


オケアヌス編集

イカのような顔と、液体で出来た大きな翼が特徴。

長い下半身でくみ上げた地下水を体内で酸に変え、酸性雨を降らす。この酸性雨は国会議事堂にまで及び人々を苦しめた。みんなのトラウマである。

自らの酸でボロボロになった六本木の高層ビルで13班と戦った。

裏ダンジョンでは強化版の「幻視狂羽」が登場。


ジャバウォック編集

ジャバウォック

亀のような帝竜。地下遺跡を作る。

配下のドラゴンからエネルギーを供給させることで自らを強化していた。

裏ダンジョンでは強化版の「幻視重剛」が登場。


インソムニア編集

ムカデの胴体のような翼を持つ帝竜。首都高を捻じ曲げ、螺旋状のダンジョンにした。

悪夢を見せる能力で13班を追い詰めるが、エメルによって13班が我に返り、倒される。

裏ダンジョンでは強化版の「幻視闇淵」が登場。

亜種のインソムニア・オルタが「Ⅲ」に登場した。のっけから即死技を使うので対策必至。


セブンスドラゴンⅢで初登場編集

スぺクタス編集

ノーデンス・エンタープライゼスを襲撃したが、ユウマによって倒された。

その後、「シン・スぺクタス」として復活し、主人公と対決する。

恒例の赤い帝竜で、ステンドグラスのような翼を持つ。


メイヘム編集

過去の世界、アトランティスの低層にある鍛冶場を占領していた水生帝竜。

サメのようなヒレ、トカゲのような四肢、体に生えたサンゴやフジツボが特徴。

主人公一行と対峙した個体は倒されたがどうやら別個体がいたらしく、そちらは巨大な塔と化したレデイン遺跡の中で2万年生き延び生きたまま化石化、「メイヘムフォシル」として再登場した。これがホントの生きた化石、でも保護する必要はありません。


関連項目編集

セブンスドラゴンシリーズ

真竜

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