渡真利十郎太
とまりじゅうろうた
CV:藤原啓治
ゲーム会社「ノーデンス・エンタープライゼス」の技術セクションのリーダーを務めるオネエ。
普段の呼称はジュリエッタで通しており、本名(特に下の名前)で呼ばれるのを嫌う。年齢は34歳。
オネエだけにイロモノかと思いきやとてつもなく有能で、科学者・生物学者・エンターテイナーと多方面に渡る素質に優れており、ゲーム「セブンスエンカウント」を始めノーデンスの技術はほぼ全て彼の手によるものである。
本編ではさらに(行ける時間軸が限定的とはいえ)タイムマシン「ポータル」を作ってしまった。
大人らしく包容力を持ち合わせているが、冷徹に見える言動を取る事も多い。
と言ってもこれは特に(本編では)「Code:VFD」の計画停止や歴史に対する過干渉を避けるが故の考えであり、根底から非情な人間と言うわけではない。
生命科学の権威・ナグモ博士は恩師で、15年来の付き合いがある。
ここからはネタバレとなっております
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元ISDF所属であるナグモ博士と関係がある事からも分かる通り、ジュリエッタ本人も元々はISDFに所属していた(キャラデザを担当した三輪士郎氏のツイッターにISDF時代の彼のイラストが描かれている。詳細はこちら)。
竜研究によって世界を平和に導くことを夢見ていたが、自身の研究を上層部の私欲で使われてしまい、この為に人類に絶望してしまう。
その結果上層部と喧嘩して追い出されてしまい、路頭に迷っていたところに出会ったのがアリーだった。
前述の通り人類に絶望していたジュリエッタは人間を進化に導き平和を導く為に「Code:VFD」協力するようになった。
しかし主人公(13班)が真竜に立ち向かい、様々な時代の人々を助ける中でその感情に変化が生まれ始めその考えを揺さぶられるようになっていく。
アリーが第2真竜ノーデンスとして正体を明かした後も「Code:VFD」成就の為か生かされていたが、「Code:VFD」の真意を知ってしまい激しく後悔する事となってしまった。
が、ナグモ博士やミオに叱咤され、本当の意味で主人公達と共に戦う道を選んだ。
ナグモ博士が倒れた後も一人「シン・ドラゴンクロニクル」の完成に精を入れた。
そしてノーデンスの検体が手に入ったことによって「シン・ドラゴンクロニクル」を完成させ、世界のエントロピーを主人公に流し込んだ後まるで苦悩から解放されたかのように死亡した。
計画成就の為にジュリエッタを生き残らせてしまった事は、ノーデンス最大の失策だったとも言える。
VFDとの決戦では現れなかった。
世界が再構築された後はアリーが存在しないノーデンス社の社長となっている。
人類に絶望を持っていた再構築前と違い人類に希望を持つようになっているが、心の内でアリーの存在が引っかかっているらしい。