リュッツォウとは
- 神聖ローマ帝国の名門貴族。
- ナポレオン戦争時のプロイセン軍の将軍。ルートヴィヒ・アドルフ・フォン・リュッツォウ。リュッツォウ義勇部隊（通称：黒の猟兵）を率いてドイツ解放戦争を戦った。その軍服（黒い布地、赤い襟に金色のボタン）は現在のドイツ国旗の元となった。
以下の艦名は彼に因む。
- ドイツ海軍の第一次世界大戦時のデアフリンガー級巡洋戦艦の二番艦。ユトランド沖海戦でのヒッパー提督の旗艦として有名。なおこの戦いで姉妹艦のデアフリンガーと共に英巡洋戦艦インヴィンシブルを撃沈するもののイギリス海軍の反撃で戦没。
- 第二次世界大戦前に建造されたドイツ海軍のアドミラル・ヒッパー級重巡洋艦の5番艦、未完成のままソ連に売却され、ペトロパヴロフスクと改名されたが、独ソ戦が勃発したため完成度は70％のまま完成しなかった。なお同艦はそのまま浮き砲台としてレニングラード攻防戦に参加。一度撃沈されたが引き揚げてレニングラード攻防戦の包囲突破戦に参加している。戦後は練習艦ドニエプルになり、海上兵舎PKZ-112を経て1958年に解体。
- 同じく第二次大戦時ドイツ海軍の、ポケット戦艦一番艦ドイッチュラントが、ドイツ国という名の軍艦が沈むのを嫌って改名されたのちの名前→ドイッチュラント。pixivでは主にこの軍艦を指して用いられる。
- 第二次世界大戦中のドイツ空軍のエースパイロット、ギュンター・リュッツオウ氏。スコアは100機ほど。ヘルマン・ゲーリングにより罷免されたアドルフ・ガーランドを復権させようとしたため左遷された。
- ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲のピアノ協奏曲第8番 ハ長調のこと。依頼者がリュッツォウ家の人だったためこの名がついた。
