概要
元女中の少女。一時冷凍睡眠に入っていたため、35歳だが身体年齢は15歳。九曜の暫定司令である。
垂れ目で、長い髪を後ろで三つ編みにしている。その髪は仔犬の尻尾に喩えられる。
人物
優しく仲間想いであり、人の役に立つことを生きがいとしている。料理をはじめとした家事が得意。戦闘能力はないに等しく一見気弱そうだが、これと決めたときの意思の強さは鬼虫最強の竜胆も認めるほどである。
命の恩人にして部下である九曜に対しては憧れのような気持ちを抱く一方、彼が仲間たちとあまり交流しようとしないことを案じていた。やがては特別な想いを抱き、彼が決死の戦いへ臨む時は必ず帰ってくるように命じた。
壱巻の終わりでは八洲を見て回るため、九曜を伴って旅に出た。
身寄りがなく、色街に売られていたところを身請けした『伍長』には大恩を感じている。