概要
『地球少女アルジュナ』とは、2001年にテレビ東京系などで放送されたTVアニメ作品のことである。日本で初のHD制作作品であるが、放送当時は地上デジタル放送が開始されておらず、地上波では4:3のサイドカットで放送された。ハイビジョン映像で視聴できたのはBSデジタル放送のBSジャパンのみであった。物語は、放射性廃棄物問題・環境問題・遺伝子組換え等、現代社会の抱えている問題を取り扱ったため、一部の自然保護団体が上映会を開催するなどした。
ヒロインの有吉樹奈は神戸に住む高校生。両親が離婚した日、恋人の大島時夫と共にバイクでツーリングをしていた樹奈は事故に遭い、臨死の状態になる。心臓の鼓動が止まり、彼女がまさに『無』になろうとした時、クリスと名乗る少年の意識体が彼女の前に現れ、「もしお前がラージャと戦い、清めるならもう一度命を与えよう…」と告げるのであった。