南米の高山地帯に生息するげっ歯類。ネコではない。大きなネズミに似ているが、穴を掘って地中に群れで巣穴を作って暮らし、ジャンプが得意。細く発達した後ろ肢と、バランスを取るための硬くてモフモフした長い尾が特徴的。
その柔らかな毛皮は、アステカの人々も珍重したという。乾燥地帯にすんでいるため、砂浴びが大好き。反面、水に濡れることや湿気は苦手であり、日本での飼育は基本的に空調が欠かせない。摂氏20度前後を保たねばならず、寒すぎても病気してしまう。
滅多に鳴かないが、夜中などに、たまにグウグウなどと鳴く。中国語では龍猫という。