概要
米国の現代音楽家ジョン・ケージの代表的楽曲である。
楽譜
I(第1楽章):TACET(無音)
II(第2楽章):TACET
III(第3楽章):TACET
演奏
ピアノでもオーケストラでもその他あらゆる楽器・楽団において演奏可能である。
- ステージに登場するまたは演奏が開始するときに告知し
- 楽章が変わったときにそれを示す動作を除いては楽器を演奏することなくステージで何もせず
- 演奏が終了したらその旨を告知しステージから退場するまたは次の楽曲を続ける
というのが一連の流れである。
ということは
タイトルである4分33秒の間、無音である。
ただし、実際には聴取者の体内に流れる血流や神経音、空気の流れやその他の音が聴こえるので、それらを含めての楽曲となる。
放送
過去に放送されたことがあるようだが、あらかじめ演奏する旨を告知しないと放送事故となる。
関連項目
ジョン・ケージ - 作曲者。