十二外干支とは、東方オリジナル作品・「東方飛青海」に登場するボスである。
概要
東方飛青海・EX面ボス
種族 :干支の猫(妖怪ではない?)
能力 :他の動物の力を借りる程度の能力
二つ名:東の国の外れ者
本人について
スペルカードルールが出来て間もない頃、簡単にあしらわれてしまった猫。
この猫こそ、十二支にて鼠に騙された猫の一族の末裔である。
北方が「子」、すなわち鼠の方角である為嫌っており、南方の何処かに住んでいる。
滅多な事がない限り幻想郷の中央から北の領域には入って来ず、常に方位磁針を改造したヨーヨーを持つ。
そして、行事や約束事があった際に遅れない様、さらに時計を改造したヨーヨーも持つ。
能力を使わない時はこの2つのヨーヨーを扱って、弾幕を放ってくる。
今回、わざわざ乾の方角に出来た秘聖界まで養殖魚を掻っ攫いにやってきていた訳だが、
これは霊夢と魔理沙の2人に気付いてもらう為に行った行動である。
そして、初めて会ったときよりも成長した彼女は「リベンジ」をしようとしていた。
元々が長寿であったとはいえ、時間を持て余したりせず、努力を怠った事はなかった。
しかし、復讐する事しか頭に入っていなかったその時の彼女に足りなかったのは、「楽しさ」かもしれない。
弾幕ごっこは仮にもお遊びである。
その楽しさに気付いたならば、彼女はまた1つ成長する筈だ。
さらに詳細
名前・種族
「じゅうにがい えと」、名前がそのまま意味を持ってる。
長寿の三毛猫であるようだが、妖怪かどうかは分からない。
ただ、干支自身は「妖怪とさほど変わらないから妖怪って事にしている」と言っている。
性格・口調・特徴
喜怒哀楽が結構激しく、表情に出やすい性格。
一人称は「私」、二人称は「お前」。
スペルカードルールが出来た当時は無鉄砲な性格だったが、
成長して自制心を身につけ、状況を見て冷静に判断するようにもなった。
能力
他の動物の力を借りる程度の能力。
例えば、カメレオンのような擬態変色能力や、コウモリのような超音波などの、
その動物が持つ先天的能力を借りて使う事が出来る。
ウマの脚力というような、その動物本来の力を借りるという事も当然可能。
何より、あらゆる動物達を使役する事が出来る程の権力を持っているからこそ、使える能力である。
テーマ曲
東の地支伝承 ~ twelve horary signs.
所持スペルカード詳細
十二支に関する動物達を使ったスペルカードを持つ。
スペルカード一覧
名称 | 使用時期 | 備考 |
---|---|---|
子符「末代までの根棲み殺し」 | EX面ボス | |
牛虎「丑寅の門」 | EX面ボス | |
卯符「一羽の兎も卵を産まぬ」 | EX面ボス | |
竜蛇「辰の頭と巳の尻尾」 | EX面ボス | |
午符「馬は角を持つべからず」 | EX面ボス | |
羊猿「坤の変化を未然申さず」 | EX面ボス | |
酉符「西向く鶏」 | EX面ボス | |
犬猪「水を求めし乾きの空」 | EX面ボス | |
「朔日鼬」 | EX面ボス | 耐久スペル |
「シュレーディンガーの三毛猫」 | EX面ボス |
所持スペルカード:10枚
その他の設定など
・南方の何処かに住んでおり、詳しい所在地は不明。
・動物から力を借りるにはその動物の「気」が必要であり、予め用意しておくなどの工夫がいる。
・相手の動物によって接した時の優しさが変わる。 優しさ「猫:猫科:その他:犬:鼠=4:3:2:1.5:0.5」。