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概要

ガンダムMk-ⅢハーピュレイはガンダムウォーズI プロジェクトZに登場するティターンズの試作型MS、ハーピュレイはその2号機にあたる。型式番号RX-272。

グリプス基地において、ガンダムMk-Ⅱの強奪事件後も独自に開発が続けられていたのがこのガンダムMk-Ⅲである。

型式番号の「272」はグリプス基地で12番目に開発されたことを意味する。

ティターンズは当時エゥーゴのΖ計画を事前に察知しており、本機は対Zガンダム用として、ギャプランの変形機構を参考に可変モビルスーツとして開発された。

また、本機はあらゆる作戦にそのまま対応できる汎用機ではなく、その作戦に応じて装備を選択する装備搭載型機となっており、1号機が "フリーア"、2号機が "ハーピュレイ"、3号機が "デュライ"、のコードネームで呼ばれ、それぞれ細部の仕様が異なっていた。

試作機はΖガンダムよりも早く完成したものの、ティターンズでは当時ガンダリウムβの技術が限界に達していたためフレームの耐久性や装甲に難があり、最終的に開発は中止された。

機体データ

型式番号 RX-272

全高 25.9m

頭頂高 22.3m

本体重量 48.9t

全備重量 118.2t

装甲材質 ガンダリウムβ または チタン・セラミック複合材

武装 ビームキャノン×4

ビームサーベル×2

ビームライフル

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