概要
『ガドガード』とは、2003年にフジテレビ系で放送されたロボットTVアニメ作品のことである。シリーズ構成を担当した池口和彦が、ロボットを武器としてではなく、友達のように登場人物とかかわる話と、青春や家族を題材にした作品をやりたいという案を盛り込み、ロボットアニメではあるが、実際は青春群像劇といった傾向が強い。
今から数百年後の地球。ユニットブルーと呼ばれる未来の街。そこには夜になると電力を失い暗闇に包まれるナイトタウンと呼ばれる街があった。そこに住む少年・真田ハジキは学校に通いながら、八須賀運送で運び屋のバイトをしながら日々を暮らしていた。ある日、ハジキはひょんな事から高値で取引されている謎の物質“GAD”に接触する。すると“GAD”は周りのスクラップを巻き込み、巨大な人型メカ“鉄鋼人・ライトニング”へと姿を変えた。その時から、ハジキの周りに鉄鋼人を持つ人が現れて、ハジキは鉄鋼人が起こす事件や戦いに巻き込まれていく。