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さかなクンを描いたイラストなどに付けられるタグ。

概要

 さかなクンは、日本の魚類学者、タレント、イラストレーター。本名は宮澤正之。

 肩書きは「東京海洋大学客員准教授」。

 テレビ東京の番組「TVチャンピオン」の「第3回全国魚通選手権」に出演した事をきっかけに魚に詳しい素人として知名度を上げ、タレントとして活動するようになった。

 甲高い声や落ち着きの無い仕草の他、バラエティー番組では「ギョギョー!」という独特な叫び声を上げるなど、特徴的なキャラクターで知られている。

 ハコフグの帽子がトレードマークで、バラエティー番組以外でも、硬い番組や記者会見のみならず、今上天皇が出席する会(宮内庁の承諾済み)に至るまで、テレビカメラに映る場面では高確率でハコフグの帽子をかぶっている。

魚類学者

 さかなクンは子供の頃から魚に詳しく、学校では「博士」等と呼ばれる事があったという。

 中学3年生のときには学校で飼育していたカブトガニの人工孵化に成功し、新聞で取り上げられた。(カブトガニの人工孵化の成功例は非常に珍しい)

 また、魚に関する知識だけでなく魚の料理法にも詳しく、原型を留めないまで調理された魚を食べて種類を当てたり、刺身を食べて産地を推測する事もできるといわれる。

功績

 2010年、絶滅したとされていたクニマスの再発見および生存確認に大きく貢献し、一躍話題となる。

 京都大学教授の中坊徹次氏にクニマスのイラストを依頼された際、参考のため近縁種のヒメマスを全国から取り寄せた所、山梨県の西湖から取り寄せた固体がヒメマスとは異なる事に気付く。その固体を中坊教授の元へ持ち込んだ所、解剖や遺伝子解析からクニマスである事が判明。

 この功績により、さかなクンらクニマスの発見に貢献した人達は、2010年12月22日に行われた今上天皇(明仁天皇陛下)の記者会見にて、さかなクンと同じく魚類学者の今上天皇から名前を挙げて賞賛されている。

蛇足

 魚類に対する並外れた知識や、ひょうきんなキャラクターながら意外と高い地位の人である事から、ネット上にて、さん付けで「さかなクンさん」と呼ばれたりしている。

 常にハコフグの帽子をかぶっているため、「さかなクンの本体は上の魚で、宮澤正之氏に寄生している」等という噂がネット上でまことしやかに(?)語られている。

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