右代宮戦人とは、07th Expansionの作品『うみねこのなく頃に』の登場人物である。
アニメ版の声は小野大輔。
人物
大富豪右代宮一族の右代宮留弗夫の息子。物語の主人公「的」キャラクター(後述)。
父親が再婚している為、現在の母親である右代宮霧江と最初の母であり故人の右代宮明日夢の二人の母が居る。また、腹違いの妹として縁寿が存在する。
情に熱く、人の痛みが分かる心を持っているが、普段の性格は豪放磊落であり、その場の雰囲気をうまく読めずに配慮に欠けた言動をとってしまうこともある。
魔女・魔法といったオカルト的な概念には懐疑的であり、作中で連続殺人事件が起きた際は『事件は魔女の仕業ではないか』と囁かれる不穏な空気の中、人間によるトリックという視点で推理を行うことになる。
しかしオカルティストを頭から否定している訳ではなく、魔法的存在そのものやそれを信仰する人間に関しては「信じるのは自由だぜ」と、ある程度の肯定を示している。
物語内での立ち位置
うみねこのなく頃には地の文の視点(そのシーンの語り手)が場面によって変化するものの、物語本編では彼の一人称視点の描写が多いことから、一般的には戦人が主人公的立ち位置のキャラクターであるとされている。
EPが進むにつれて徐々に他の人物を中心に据えたストーリーが増えてくることから、『ストーリー前半における主人公』というのが正しいのかも知れない。