概要
『金田一少年の事件簿』のスピンオフ・「高遠少年の事件簿」のキャラクター霧島純平×高遠遙一のBLカップリングの略称である。
高遠少年の事件簿は高遠遙一の高校時代の話なので、高校設定が多い。
高遠にとって霧島は初めての友人であり、マジック部という居場所ができたきっかけを与えてくれた相手でもある。
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ネタバレ注意
死神マジシャンの正体である霧島。
先輩の命を殺めた理由は高遠と親しかったからである。
藤枝は高遠に明らかな好意を抱き、姫野は一匹狼だった高遠を生徒として案じていた。
霧島は編入当初から高遠の中に潜む“凶気”に気づき、自身と“同類”と見込んだが藤枝と姫野によって彼が凡人になり下がることを恐れるようになる。
そんな二人を排除すべく死神マジシャンとして事件を起こしたのが事の発端であった。
計画では藤枝つばき殺害後は姫野優未に狙いを定めていたが自身の犯行を疑った黒江に急きょ変更した。
終盤では霧島は高遠に返り討ちにされ死亡するが、死ぬ間際に高遠の凶気を絶賛した。
初めての友人であった霧島との出会いは高遠が地獄の傀儡師となる一因となる。
ちなみに切断された霧島の頭部は未だ発見されていない。
高遠が埋めたのか、それともまだ持っているのか。首の行方は本人のみぞ知る。
霧島は高遠と同じ内に潜む凶気と生まれながらにして犯罪者といった快楽殺人鬼の同類でもあったが、たとえ生存していたとしても殺人を芸術美として捉える高遠とは相容れなかっただろう。