概要
『迷宮キングダム』の世界を舞台にした短編連載漫画。主にサプリメント『迷宮クロニクル』に漫画および小説が掲載された。2009年書籍化。
主要登場人物
「番茶も出花の」カチューシャ 国王・処刑人
伝説の勇者に恋心を抱き、拷問具・処刑具を愛するオープンダイス王国の統治者。戦場においては鎧を纏い、剣を振るって戦う。先代王レベデンコは大鬼であり、娘であるカチューシャもその血を引くことが小説で語られている。
「飛んで火に入る」スタニスラフ 大臣・医者
宮廷メンバーの行動に振り回される常識人で苦労人の大臣。
「勝てば官軍の」バグラチオン 騎士
代々王国に仕えてきた騎士。武者修行に出ているため出番は少ない。
「デスモスチルスの娘」リリィ 従者・宦官/怠け者
いつも怠けてばかりのメイド。書籍書き下ろしエピソードでは、魔王デスモスチルスの娘として彼女がモンスターを引き連れて王国に侵攻した前日譚が描かれている。
「百害あって一利なしの」テオドラ 神官
聖ナハトアングリフ帝国から来たビクトリー教の神官。ビクトリー教では戦争を神聖なものとしており、戦う機会を見逃さず、ことあるごとに突撃を仕掛けるが、弱いのでいつも返り討ちに遭う。「黙っていれば美少女」「登場人物中で一番の美女」とされる美貌の持ち主で、肖像画を見たスタニスラフは彼女に一目ぼれした。