概要
かねてよりウォーターラインに力を入れていたアオシマにプラモデル化の権利が
艦これ運営よりあたえられたと推測され、2013年10月にシリーズナンバー01の長門を
筆頭に展開中のシリーズ。
当初はアオシマ単独での展開かと思われたが2013年末にハセガワ
2014年初頭にタミヤとのコラボレーションが決定し静岡模型教材協同組合を上げてのバックアップとなった。
現在の図式としては艦隊これくしょんプラモデル」≒「ウォーターラインシリーズ」と言って良いだろう。
キット内容
基本的には既存のウォーターライン製品にカラーエッチング、シール、カードを梱包した内容。
ちなみに部品取り寄せでは購入できない「非売品」である。
アオシマ製品については自社製品のため箱や組立説明書もウォーターライン製品とは大きく仕様が異なり楽しみとなっているがハセガワ、タミヤ製品については、大人の事情により実現できなかった模様。
定価は既存商品+1000円〜1200円といったところなので高いか安いかは判断を委ねたいところだ。
なお「No26龍驤」から「ディスプレイシート」(飾る際に下に敷くキャラクターの立ち絵入りのシート)も同梱され、お買い得感は増したのではないだろうか。
同時にカラーエッチングにも電探や艦載機のプロペラなどが付属し、所謂「本格派」のニーズも
ある程度は満たせるようになっている
2016年10月発表のラインナップでは以下のようになっている
01 戦艦 長門
02 重巡洋艦 愛宕
03 駆逐艦 雪風
04 軽巡洋艦 那珂
05 駆逐艦 島風
06 正規空母 赤城
07 戦艦 金剛
08 重巡洋艦 高雄
09 戦艦 陸奥
10 正規空母 加賀
11 戦艦 大和
12 軽巡洋艦 神通
13 軽空母 瑞鳳
14 駆逐艦 陽炎
15 正規空母 翔鶴
16 駆逐艦 天津風
17 重巡洋艦 羽黒
18 軽空母 千歳
19 重巡洋艦 摩耶
20 重巡洋艦 鈴谷
21 戦艦 榛名
22 駆逐艦 時津風
23 駆逐艦 睦月
24 給糧艦 間宮
25 駆逐艦 吹雪
26 軽空母 龍驤
27 揚陸艦 あきつ丸
28 補給艦 速吸
29 戦艦 長門 屈曲煙突
30 戦艦 ビスマルクdrei
31 重雷装巡洋艦 大井
32 重雷装巡洋艦 北上
SP 軽巡洋艦 川内
他にナンバーこそ振られていないが「伊号潜水艦セット(伊401、伊58、伊168)」
「第一水雷戦隊セット(不知火、阿武隈、霞)」が存在する。
今後
艦これブームによる影響で新規金型によるラインナップ増加もあり、まだまだ製品は増えるようだ。
プラモデラー提督の財布とドックの圧迫が心配される。
小休止状態にあったが2015年9月全日本ホビーショーにて再始動後
「龍驤」以降のラインナップをコンスタントに発表。
2016年10月現在で発表があったもので
空母 グラーフ・ツェッペリン(ドイツレベルより再販、スケール1/720)
飛行艇母艦 秋津洲
潜水母艦 大鯨
と言ったラインナップが発表されている。
また同社は人気の高い「香取型」「秋月型」「扶桑型」「飛龍」「蒼龍」などを未だ温存しており、
これらの市場への投入タイミングも目が離せない。
蜜月状態にあると噂されるハセガワ社の「天竜」「龍田」もファンは持ち度惜しいであろう。
また「グラーフ・ツェッペリン」の再販により海外とのパイプができたのも個人的には注目している。