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ロボトミーの編集履歴

2011-02-01 23:16:48 バージョン

ロボトミー

前頭葉を脳のその他の部分から切り離す手術のこと。重大且つ不可逆的な副作用が生ずるため、現在は

行われていない。

概要

動物実験から人体への手術へ

チンパンジーの前頭葉を切断したところ、性格が穏やかになったという報告を受け、同年に人間に対して

手術が行われた。(1935年)その後、世界各地で難治性の精神疾患患者に対して熱心に施術されるように

なった。

施術の禁忌へ

後に抗精神病薬が発明され、ロボトミー手術自体の副作用の大きさもあいまって行われなくなった。

日本では昭和50年に日本精神神経学会が「精神外科」の否定を採決し、ロボトミー手術の廃止を

宣言した。現在の日本ではロボトミー手術を行うことは精神医学上禁忌されている。

術法

患者の前頭葉と他の部位を経絡線維を専用のメスで切り離す。

副作用

  • てんかん発作
  • 人格変化
  • 無気力化
  • 抑制の欠如
  • 衝動性の発生
  • 死亡

また、執刀医やその家族が患者に襲撃されるといった副作用による重大な事件も起こった。

ロボトミーという単語

英語ではlobotomyと綴り、「葉切除(ようせつじょ)」を表すlobectomyと同義語。

ちなみに、葉(よう)とは臓器を構成する大きな単位のこと。

注意

病院で行われていた施術でさえこのような重大な障碍を残し、場合によっては死亡するので間違えても

真似しないこと。というか、そんな事絶対にするな。

関連タグ

R-18G 手術

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