bass clarinet
主に吹奏楽で用いられる木管楽器。バスクラとも呼ばれる。
大きさはクラリネットを縦に2本並べた長さ。
音域はクラリネットの丁度1オクターブ下にあたる。
2オクターブ強の音域の広さで普通のクラリネットと同じ高さの音も出せる。
人数にもよるが中学校の吹奏楽部だと1団体につき1つが一般的。
それに吹奏楽の楽器の中では最も知名度が低い。(←予測)
(いっつもこの楽器何?て聞かれたりそんな楽器あるんだ~て言われる)
そのためか他の楽器と一線を画す異様なオーラを放つ。ダーク。
マイナーな楽器だがそのオーラや音、風貌に酔いしれる人は数知れない。
とにかくむちゃくちゃカッコいいぞ!マジで!
吹奏楽でのポジション
基本的にチューバ・バリトンサックスと共に行動している事が多い。その中でも一番マイナーだろう(汗)
しかし!低音楽器は全てこのバスクラリネットに音程を合わせなければならないのだ!!!低音楽器のリーダー!!
このときばかりは嬉しさを隠しきれないな。全く。
のだめカンタービレで有名な「ラプソディー・イン・ブルー」の原曲ではなんとソロがあるそうだ。しかし編曲のためにカットされている曲が多い。原曲を聴いてみたいものだ。
楽譜で言うとコントラバス的なポジションのものが目立つ。
しかしクラリネットと同様、音域が広く丸みのある楽器なのでホルンと同じ旋律を吹くこともある。
またピアノ・ピアニッシモが得意な楽器でもあるためよーく聴くと「あ!これバスクラじゃね?」的な話もよくある。
最近ではJ-POPでもメロディーがわずかながらあったりするがバスクラリネットが最も脚光を浴びるのは演歌・ジャズだ。
低音がカッコよく響くみたいなものにもってこいである。
もちろんある程度なら高音もおkである。
ホルンパート・クラリネットパート・サックスパート・ユーフォニウム(ニアム?)パート・トロンボーンパート・チューバパートetc...
を受け持つことができる。どうだこの変幻自在ぶり!!!もう確実に惚れただろう!!!
ここまでバスクラリネットについての魅力を話してきたがどうだろうか。少しでも「バスクライイね!」なんて思ってくれれば幸いである。一口に「地味やん!」でくくらず、「ほぉ~こんなんも出来んのね」とバスクラリネットの新たなる魅力に気付いてほしい。
それでは最後に
I LOVE BASSCLARINET!!!
最後まで読んでくださいありがとうございました!