「この子たちの姿見てたら、断れなくなっちゃった」
CV:佐久間レイ
概要
「Wake Up, Girls!」の結成以前にグリーンリーヴス・エンタテインメントに属していたタレント。丹下社長とはかつてアイドルグループ「セイント40」のメンバーとして共に活動しており、セイント40解散後も二人で地方を回って芸能活動を続けた、単なる親友を超えた「戦友」と言うべき間柄だったが、東京進出を巡って口論となり、喧嘩別れ同然に事務所を辞めている。彼女の退社でグリーンリーヴスは所属タレントがゼロという危機に陥り、丹下がWake Up, Girls!を結成するきっかけとなった。
東京に出てから詐欺にあって全財産を失い、ショックから酒に溺れ、身体を壊して入院。それを知った丹下(この知らせをもたらしたのはTwinkleだったと思われる)がWake Up, Girls!のデビューライブ費用さえ持ち出して面倒を見ている。
続・劇場版前編では丹下が麗子を見舞うシーンがあり、その時はまだ人工呼吸器をつけていた事や、百万円単位と推定される入院治療費、入院期間を考えると生命も危ぶまれるような相当の重態だったようで、実際後に丹下から「もう少しでアンタ死んでたわよ」と言われている。
退院後は体調もほぼ回復し、仙台に戻ってフリーのクラブ歌手として活動していたところ、入院費を返す代わりに丹下からWake Up, Girls!のアイドルの祭典決勝用新曲を書くよう依頼される。
実はセイント40時代はゴーストライターとしてではあるが自分たちの曲を作詞・作曲しており、「なまいきシンデレラ」と言う曲でゴールデンディスク大賞を取った実績を持っている。最初は渋っていたが、丹下にWake Up, Girls!のレッスンに連れていかれ、そこで彼女たちのひたむきさに自分たちの過去を重ね合わせ、曲を書くことを承諾。新曲「Beyond the Bottom」を提供した。決勝もステージ袖から丹下や松田と共にWake Up, Girls!を見守っており、そこで丹下からグリーンリーヴスへの復帰を提案されている。
本名は佐藤勝子であり、丹下からは「かっちゃん」と呼ばれている。彼女から丹下への呼びかけは「じゅんじゅん」で、丹下に何度やめるように言われてもこの呼び方を続けている。
演じている佐久間レイは丹下役の日髙のり子と声優としての共演作が多いだけでなく、NHKで放送されていた音楽番組「レッツゴーヤング」でアイドルグループ「サンデーズ」として活動していた事があり、中の人の経歴的な意味でもWake Up, Girls!の大先輩と言える。