「少年は完全を拒んだ」
概要
kemu氏7作目のVOCALOIDオリジナル曲である。使用ボカロはGUMI・鏡音リン
黒髪の少女と、マキちゃんが公式PVに出てくる。
この曲の1番の特徴は、『KEMU VOXX』シリーズ作品がPVや歌詞に登場することである。
この楽曲単体でも面白いが、これまでの作品も見ておくとより楽しむことが出来る
関連動画
本家→【GUMI・鏡音リン】リンカーネイション【オリジナル曲・PV付】
- 歌:GUMI/鏡音リン
- 絵:ハツ子
- 動画:ke-sanβ
- SMC:スズム
- 音楽:Kemu
歌詞
曇天の大都市に 耳鳴りがぱちり
願ったり 縋った覚えなど無いけど
大事変混沌の立役者 演者
記憶とさ傍迷惑の継承
汚れてしまった世界で
止まない雨に嗤ったり
灰に変わった世界で 確か
有限を夢見たんだ
最終走者(アンカー)は走る 結末へと
終わりにしようか ここらでさ
たった一度のイレギュラー
少年は完全を拒んだ
奇跡も何も無い世界で
ブラウン管の夢を見れたなら
なんて素敵な事でしょう
神は今 標的と為る
転生神童の解答や如何に
今更平凡に恋焦がれたり
交差点 喧騒に少年がぽつり
何卒 後は宜しくと
二人ぼっちの世界で
最後に手にした林檎は
たいそう調味料の味がして
愛しく思えたんだ
最終走者(アンカー)は走る 結末へと
主役の残骸を 踏みつけて
地球最後のチャンスは
存外無責任に託された
奇跡も何も無い世界で
おとぎ話だって嗤えたら
なんて素敵な事でしょう
神は今 標的と為る
泥沼掻いて網にかかって
祭り上げんだ 天才偶像
どのみち寒い延命処置で
イキがれなんてさ
もう嫌だ
カミサマずっと一人でさ
出来っこ無い理想(ゆめ)を追いかけて
馬鹿な僕らにゃそもそも
飴は
いらないんだ
最終走者(アンカー)は走る 結末へと
終わりにしようか ここらでさ
夢を見るため僕らは
夢の無い世界を望んだ
奇跡の匣が無い世界で
それなりに生きて死ねたなら
なんて素敵な事でしょう
神は最終章の今
標的と偽る
関連タグ
蛇足
ちなみにPV中に出てくるセーラー服の少女の名前はユイちゃんと言うらしい。
小説、イカサマライフゲイムのソラとかなり似ているが、小説はkemu氏が手掛けていないため、(本家ではない)ユイちゃんが正式名。コメント欄でソラかユイちゃんかで騒ぐのはkemu氏としても迷惑なので控えて頂きたい。