概要
警察庁長官官房室長であり、杉下右京の元上司。
警視庁公安部参事官時代、外交官人質事件に対処するため、右京を作戦参謀とした「緊急対策特命係」を結成する。しかし犯人への対処を巡って国家の威信のため即時突入を主張し、人質の安全を最優先する右京と対立、右京を参謀から解任した。そして強引な突入作戦の結果、突入隊員と人質に死者が発生したが、警察上層部は責任を右京一人に押し付け、特命係係長として島流しにした。
特命係の最大の支援者であり、最大の敵でもある。政治力を駆使して一旦廃止された特命係を復活させたり、右京や薫への処分を抑える一方、政治がらみの事件では国益や警察組織を守る立場に立ち、しばしば右京と対立する。