ピラミッド
ぴらみっど
石でできた四角錐状の建築物。エジプトや中南米のものが有名。
- 建築物の一種。本稿で解説。
- まるでピラミッドのように、キャラクター等が積みあがっているイラストにつけられるタグ。
概要
エジプトや中南米などに存在する、石やれんがを積み上げて造られた四角錐状の建築物。金字塔とも呼ばれる。
ギリシャ語でパンを指すピラミスが由来で、エジプト本来の呼び名は不明。
エジプトのものは、紀元前2700~2500年頃に建造された。一般的には王族の墓と思われているが、1人の王が複数のピラミッドを作っていたり、王がピラミッド以外に埋葬されている例もあったりする。しかしミイラが発見される場合もあるため、墓なのかどうかは一概には断定できない。
天文観測や宗教儀礼を目的とした説もある。
最大はギザにあるクフ王のもので、底辺の一辺が230m、高さは146mにもなる。
かつては奴隷を酷使して作られたと考えられていたが、近年の研究では乾季に農作物が取れず仕事が無い国民のために国が立ち上げた公共事業であることが判明。参加者に食料が支給されただけでなく、自由参加だった。(病欠などで欠席した者の記述があった)また、エジプト全国の参加者の名前を登録して戸籍を作る目的もあった模様。
中南米のものは、神殿の基壇として建造された。