謎の男(FEH)
ふぁいあーえむぶれむひーろーずのなぞのおとこ
CV:三木眞一郎
概要
仮面の騎士。
その素性も目的も不明。
(ユニット説明文より)
ヴァイス・ブレイブの前に立ちふさがる褐色肌の謎の人物。公式サイト等では「謎の男」、会話中やユニット詳細での名前表記は「???」となっている。
初対面は序章クリア後。その後も何度か出会うが、その度に意味深な発言をする。
9章4節ではエンブラ帝国の者ではないと発言し、ヴェロニカの行方をアルフォンス達に教える。
一方、異伝1ではヴェロニカを気遣うような発言、外伝3ではヴェロニカの為に調査を行っている描写が見られ、彼女とは何らかの関係があるように見られる。
ちなみに、仲間になることの無い敵専用ユニットのためか、HPが半分未満になった時や撃破された時に味方ユニットと同様の演出が発生する。これはヴェロニカも同様。
サイファでは第10弾で登場。下級職だがクラスはダークナイトとなっている。
正体
10章3節では蒼炎の世界の英雄と共にアスク王国へ侵攻していた。
そこで自身がヴェロニカの兄でエンブラ帝国皇子「ブルーノ」であることを明かす(以降会話時の名前表記は「ブルーノ」となる)。そしてアスク王国と本格的に敵対することになる。
9章4節での言動はヴェロニカにアスク征服の名誉を奪われたくなかった為であった。
11章5節クリア後には自身を調査していたザカリアを共鳴の異界へ行く前に殺害したと発言し、去っていた。
13章にて死んだと思われていたザカリアがブルーノ本人であることが判明。
エンブラ帝国の皇族の間では母親とブルーノは蔑まされた存在で、母親はアスク王国への内通という無実の罪を着せられ死亡。自身も辺境に追放され、身分を偽りザカリアと名乗り、ヴァイス・ブレイヴに加わりアルフォンスたちと親しくなった。しかしエンブラの皇族にはある呪いがかかっており、衝動的にアスクの者への殺意に駆られてしまう。いつかアルフォンスたちを傷つけてしまうと考え、何も言わず組織を離れ呪われし祖国を滅ぼすため独自に動いていた。
ユニット性能
青の魔道書を武器とする騎馬タイプ。歴代作品のマージナイトやダークナイトに該当する。
敵としては9章4節に初登場。その後は10章3節、11章5節、12章5節や13章でも敵として戦う。
武器は自分のHPが50%以下で、敵から攻撃された時、先制攻撃する(待ち伏せ2の効果)「ヴラスキャルブ」。
奥義は自分から攻撃した時、戦闘前、広い特定範囲の敵に(自分の攻撃-敵の魔防)のダメージを与える「爆雷」。スキルは自分から攻撃した時、戦闘中の魔防を+6する「明鏡の一撃3」。11章5節では戦闘後、敵の魔防を一定値下げる(敵の次回行動終了まで)「魔防封じ」を新たに習得している(数字は難易度で変化)。
12章5節ではスキル構成を大幅に変更。剣、槍、斧、竜の敵から攻撃された時、戦闘中、守備、魔防を上げる「近距離防御」、敵の武器種が槍で、自分のHPが一定以上の時、自分は絶対追撃、敵は追撃不可となる「槍殺し」、自分から攻撃した時、戦闘後、敵の周囲2マスの敵にダメージを与える「死の吐息」となっている(どれも数字は難易度で変化)。
13章ではスキル構成を再度変更。1節では攻撃、速さ、守備、魔防を上げる代わりに戦闘後にダメージを受ける「獅子奮迅」、周囲2マスの味方の戦闘中の攻撃を上げる「攻撃の大紋章」を習得している(数字は難易度で変化)。5節では獅子奮迅の数値が3になり、他に敵の武器種が青魔で、自分のHPが50%以上の時、自分は絶対追撃、敵は追撃不可となる「青魔殺し3」とターン開始時、十時方向にいる、自身より魔防が1以上低い敵の攻撃を-5する「攻撃の策謀3」を習得している。なお、1節は難易度ノーマルに限りエルサンダーを装備している。
ステータスは平均的だが速さはかなり高く、追撃されやすい。倒すのに時間が掛かると奥義が発動して危険なのであまりターン数をかけずに倒したい。ただし、遠距離攻撃でとどめを刺すならヴラスキャルブの効果で返り討ちにされないように気をつけること。
余談
HPが半分未満の時のイラストでは多くのユニットが衣装が少し破損している程度に過ぎないのに対し、彼は上半身が盛大にはだけている。おまけに魔道師とは思えない程の鍛え上げられた筋肉を持つことが分かる。
このイラストは配信前から見られたこともあり、ネタにされていた。
また、公式ツイッターでの登場人物紹介では他が通常立ち絵のイラストである中、彼だけが瀕死時のイラストであった。
サイファは現在3種類のイラストがあるが、うち1枚は半裸でもちろん筋肉を確認できる。
なおこれだけの筋肉を持ってはいるが、守備と魔防では魔防の方が高い。やはりそこは魔道師なのだろう。