アゼル(ファイアーエムブレム)
あぜる
SRPG『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』の登場人物。
概要
温和な性格で、一人称は「ぼく(ボク)」。クラスはマージ→マージナイト。
グランベル王国のヴェルトマー公爵家の公子で、炎の聖戦士ファラの傍系の血筋を引くため、炎魔法に長けている。亡き先代のヴェルトマー公ヴィクトルの息子で、現当主アルヴィスの異母弟。兄を尊敬する一方で恐れており、自分を出来の悪い弟と卑下する場面も。年齢は兄より7~8歳下で、2章の時点で20歳以下と見られる。
アゼルが10歳くらいの頃に病死した母親は、元々アルヴィスの母であるシギュン公爵夫人の下女で、美人ではないが優しい女性だったという。公爵は酔った勢いでアゼルの母を無理矢理犯し、彼女の妊娠が発覚すると追放しようとするも、他ならぬシギュンが庇った事でアゼルの母はヴェルトマー家に居続ける事ができた。その後両親を失ったアルヴィスが家督を継いだ際、父が手を出して産ませた弟妹たちやその母を全員追放したが、母に尽くしてくれた下女とその息子のアゼルのみは残しており、アゼルは唯一アルヴィスから弟として認められている。
年上のエーディン公女にほのかな思いを寄せており、彼女が連れ去られたと知って、兄に無断で親友のレックス公子と共にシグルド軍に加わった。彼女と、幼馴染のティルテュ公女との間に恋人会話が発生する。彼が恋人を作り子供が生存すると、EDでシリーズ名を指す「炎の紋章」についての発言がある。