片山実波
かたやまみなみ
「うんめぇ~にゃ!」
プロフィール
概要
アイドルグループ「Wake Up, Girls!」のメンバー。趣味の民謡はのど自慢で優勝できるレベルで、会場に居合わせた丹下社長からスカウトを受ける。
元々は東日本大震災後に仮設住宅の住人が結成した民謡クラブに属しており、特に磯川という女性を本当の祖母のように慕い、「おばあちゃん」と呼んでいる。磯川をはじめとするクラブのメンバーも実波を孫のようにかわいがっており、クラブのアイドル的存在だった。
丹下社長はこのころから実波に目を付けていたようで、松田に履歴書を見せながら「こういうのが一人いなきゃね」と実波のスター性を高く評価する発言をしており、真夢加入前の6人組時は実波にセンターを任せていた。
実波がWake Up, Girls!に入った後は民謡クラブの女性を中心にファンクラブができている。アイドルグループがメンバーにイメージカラーを付ける事を知って、実波を太陽に準えて黄色をイメージカラーにしたのは彼女たちである。当時Wake Up, Girls!にはまだイメージカラーが無く、実波が初めての例となった。
Wake Up, Girls!メンバーの中では年少で妹的存在。他のメンバーがしり込みするような事態に遭遇しても一人だけノリノリで取り組んでしまうなど、何事にもポジティブに取り組む性格でムードメーカーでもある。
そんな彼女も前述の磯川が病気で入院した時は激しく取り乱し、仕事を放棄して磯川のお見舞いに行ってしまう事件が起きたが、意識を回復した磯川の励ましによって立ち直り、ミニライブを成功させた。
久海菜々美とは年齢が近い事もあってウマが合うのか、良く一緒に行動しており、テレビ出演でも同じグルメリポートのコーナーに出ている。見かけによらず大食いで、その食べっぷりと「うんめぇ~にゃ!」の決め台詞が人気となり、Wake Up, Girls!がブレイクするきっかけを作った。
なおこの決め台詞の独特の言い方は演じている田中美海が考えたもので、作中でも食レポのやり方に悩んだ実波が一生懸命考えたというエピソードとして反映されている。ただし「美味しい」を言い換えただけで、さっぱり食レポになっていない事に変わりはないため、菜々美からは良くツッコミを受けている。
「新章」でもやはり食レポメインで仕事をしているが、「うんめぇ~にゃ!」だけではインパクトが弱い事を共演者に指摘されている。自分の個性とは何かを考えるうちに、やはり自分には歌も大切だと考え、食べた感想をこぶしを利かせた演歌調で歌い上げ、最後に「うんめぇ~にゃ!」で締める新境地に開眼。ベテランぞろいの共演者を感嘆させている。
ソロ曲
歌と魚とハダシとわたし
それいけオトメ
センター曲
タチアガレ!(6人バージョン)
僕らのフロンティア