概要
細身の身体に巨大な甲冑を纏った機動兵器。 クンネカムンが所有する力の象徴であり、身体的な能力が低いシャクコポル族にとって他の種族に対抗できる力で 戦場の主戦力である。
５ｍ位の大きさだが【一撃で砦を崩すほどのパワー】、【刀剣、槍、弓矢といった武器を受け付けない頑丈な装甲】を持つが 関節部などは軟質素材でできているため この部分だけは既存の武器が通じてしまうのが弱点となっている他 クンネカムンの兵士全員に、配備ができるほど数が少ないため一機が大破し修復してしまうと大きな損害となってしまう。
指揮官用と一般用が存在しているが、性能に大差はないためカラーリングによって識別をしている。
活躍
【第一部】では
クンネカムンの国土防衛のために出撃。 攻め込んできたノセシェチカ軍の兵力を殲滅し、ノシェチカの皇【カンホルダリ】を殺害 彼らの本土へ侵攻し 三日でノセシェチカを滅亡させ 力を世間に知らしめた。
この活躍から クンネカムンの皇クーヤは、全国統一を決意し、あらゆる国へ侵攻した。
搭乗者
ここでは、各々のカラーと武装も記載
クーヤ：カラーは白。 武装は大型の実体剣。
ハウエンクア：カラーは赤。武装は両腕に装備された大型の鉤爪。
ヒエン：カラーは青。 武装は大型の片刃剣。
【第三部】では
オシュトルがクオンと共に調査している最中で複数機が発見された。
しかし、クオン達が知っている呼び名ではなく 彼はこれを【アベルカムル】と呼ぶが
彼女が『【アヴ・カムゥ】・・・だよね？』と尋ねるが、彼の口から
正式名称が明らかになる。
【これより先、本来の役割と姿が明かされる内容のため 閲覧には注意されたし】
正式名称は、【アベル重工製 極限作業用人型重機カムル三式】
惑星生命圏再生を支えた傑作機で、昔は無くてはならないほど重宝された代物。
操作をするためには資格が必要らしいが、ある男は面倒くさがりな性格のため取得はしていなかった。
操作は内部に入っての直接操縦以外にも外部からの簡単な操作も可能であることが明らかになった。
クオンは、これに興味を覚えたのか これでもかと言わんばかりに動かしまくると
-非常自衛モード-やら-完全排他モード-やら-全周囲殲滅モード-やら 作業用重機であるはずなのに【危ない機能】が満載されていたことが明らかになる。
大暴走している本機を、彼が唱えた古の停止呪文によって周囲に被害が拡大することなく治まった。
