珀黎翔
はくれいしょう
「狼陛下の花嫁」の登場人物。
概要
即位後、早々に内乱制圧、内政粛清を行い名実共に中央政治の実権を握る。
実はオンとオフの差が激しい二面性のある性格の持ち主で、オフの時は優しくおっとりとした人格になる(夕鈴からは「狼陛下」に対して「小犬陛下」、子供時代は「子犬」と呼ばれている)。
しかし、周囲の人間にナメられないよう、公の場では常に狼陛下として振る舞っている為、オフの面はごく一部の者しか知らない極秘事項となっている。
夕鈴を気に入っており、嫌われない為に夕鈴には「狼陛下は演技であり、穏やかな人格が本当の自分」と思い込ませている(実際には上記の通り、二面性があるだけでどちらも本性である)。
また夕鈴を守りたい、煩わせたくないとの純粋な気持ちから、政治的な話やその他の裏話が彼女の耳に入らないようにしているが、夕鈴自身は偽妃だから線引きされているのだと思っている。
剣を扱うときは右手だが、箸や筆などは左手を使う。
家族構成は父親、兄と弟が1人、そして叔母の珀瑠霞がいる。
好きなものは夕鈴と昼寝とお忍び視察(サボりもとい遊び)、嫌いなものはデスクワークと古狸。
後宮の生まれではあるが、「身の危険が危ない」という理由で幼少時代は白陽国より遠く離れた辺境の地で母親と暮らしていた。