概要
2000年にSDKが立ち上げられて以来、150を超えるビデオゲーム、コンピュータゲームで使用されている。
有名な物理演算エンジンの一つだがバグの挙動には独特の癖がある。
例えば・・・
- 異常な反発で突然超高速で吹き飛ぶ
- オブジェクト同士がめり込みそのまま外れなくなる
- ガタガタ猛烈に揺れる(いわゆるゲッダン状態)
- 他のオブジェクト(地面など)に接している部分のみを残してモデルの一部が異常に伸びる
- 人型モデルなどはホラー映画さながら関節部分がぐるんぐるん回る等
極めつけは
- オブジェクトにめり込んだり引っかかったりして猛烈に揺れ始め
- 手足や首が変な方向に回り
- 画面も激しく揺れ
- あるときすさまじい勢いで空に飛びあがり
- 一気にマップなどの描画圏外にまで行く
- システムとして復帰を設定していない場合はそのまま強制終了するまで飛び続ける
といった挙動が一度に起こることもあり、その独特の挙動からハヴォック神と呼ばれたしている。
訓練されたプレイヤーの中には意図的にこれらのバグを利用して壁抜けや床のすり抜けなどを行い大幅なショートカットしたり、純粋にその挙動を楽しんだりしている。