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概要

七つの巨人の力を所持し、壁の外に存在する古代帝国。またはその人々。

いわゆる、壁の外の世界

独自の技術発展を遂げている壁内と違い、現実に近い工業化を達成しており、写真機や電池、自動車、蒸気船、飛行船、複葉機などの機械がすでに実用化されている。

巨人の力の大半を所持しており、その絶対的な力で他国に侵略し植民地を増やしてきた。

しかし、近年では発展した工業力により、化石燃料を使った軍事力によって支配力の低下が懸念されているため、莫大な化石燃料を埋蔵している可能性の高く、尚且つ巨人の力の元締めである始祖の巨人奪取のため、パラディ島の侵略をもくろむ。

マーレ国は巨人化能力者たちをパラディ島に送り込み、壁内を侵略し始祖の巨人を手に入れようとしたが、かつて楽園送りの処刑から逃れたグリシャ・イェーガーによって無抵抗を貫いていた王家から始祖の巨人は奪われていた。そしてその火種によって巨人に対する知識を得た壁内人類の反撃により、七つの巨人の力のうち二つを失う形で敗走。逆に巨人の力を失ったことが近隣諸国に知れ渡ったことで戦争が勃発し、巨人の力を過信し軍事開発を滞らせていた事が災いして海上戦では他国の最新の戦艦に苦戦して制圧まで8年も費やし、更に無敵であった筈の地上戦では鎧の巨人が大怪我を負う形での辛うじての勝利であり、マーレ国の弱体化が喧伝される形となってしまった。

巨人の力が絶対で無くなったこの時代において、軍の中には『始祖の巨人』を奪取できれば再び大国の地位を取り戻すことができると信じているものもいる。また10年の間にパラディ島制圧のために軍隊を送っているが、返り討ちにされ一隻も戻ってきていない。

『始祖の巨人』の処遇はともかく、マーレは近いうちに驚異の象徴であるパラディ島に再び本格的に侵攻する予定だった。しかしマーレの人々はパラディ島を甘く見ていた。パラディ島の兵士たちは、もうとっくにマーレ国に潜伏していたことに気づいていなかった。

歴史

大昔から帝国として存在していたが、九つの巨人の力をもつエルディアよって一度倒される。

だが、当時のエルディアの王がパラディ島に移住したことでエルディアは崩壊。

マーレは内戦により九つの巨人の力のうち七つの力を奪い、復活する。

現在に至るまで残されたエルディア人はマーレ政府により、隔離政策が施され、強制収容所で暮らしている。

マーレの戦士

マーレ政府が管理する「七つの巨人」を継承するエルディア人(ユミルの民)のこと。

詳細は当該記事を参照。

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